2月13日木曜日
立春も過ぎました。気温が上がって、春を感じていますが、この冬は、冬を感じるほどの寒い日はあまりなかったように思います。
今日のお稽古の参加者は、14時からの部は1名でした。 風邪をひいてしまったとか、体調が悪いという事で欠席された方が複数いらっしゃり、お仕事が忙しく都合をつけられない方、13日は都合が悪いので、22日の土曜日にして欲しい方ということでした。
今回、涵養庵のキャパは5~6名くらいがベストなように感じました。 本当にゆっくりとお茶を楽しめたという感じがしました。珠乃先生から、2部制を提案されました。今後、検討をします。
第一部
お軸 | 「初春」梅もさき 鶯もはや鳴きにけり 時をたがえぬ 春は楽しき 大徳寺黄梅院 佐藤大玄師 |
花入れ | 永楽交趾 鶴首 |
花 | 侘助椿(やっと庭で咲いた椿です) |
敷板 | 丸香台 |
薄茶器 | 吹雪 (先月と同じではないものと思ってこれにしたら、お点前が微妙に違い戸惑いました。) |
お茶 | 雅の白 柳桜堂 |
茶碗 | 1.黒 御深井茶碗 2.信楽焼 3.清水焼 槍梅 4.三島 |
水指 | 高取 菱蓋 |
建水 | 曲げ 春慶塗 |
釜 | 平釜 |
主菓子 | 「縁」 出雲 彩雲堂 |
菓子器 | 喰篭 八角独楽繋 溜塗り |
干菓子 | 落雁 成田山新勝寺 |
菓子器 | 四角盆 象彦 |
第二部 子供教室
涵養庵でお稽古をしました。お道具はすべて同じです。
珠乃先生の子供への接し方は、何と言ったらよいか、「素晴らしい」の一言です。
上手に褒めて、気をそらせません。楽しませています。 お稽古しているSさん(小学校中学年)もすごく熱心だから、先生も楽しいのでしょう。 Sさんが言うには小間よりも、広間のお稽古のほうが良いそうです。
2月22日土曜日
春一番かもしれないような強風でした。椿のつぼみも随分と膨らんでいるのが目立ちますし、梅の花は、2日前に一輪咲いたのですが、今日はもう3~4輪咲いていました。
お稽古は今日自分の友人1人です。13日に都合が悪いので22日に出ますと言っていた方が「都合が悪いので」、という事でドタキャンでした。 ゆっくりとお稽古です。
新型コロナウイルスのこともあり、人が集まる場所にはいかない方が良いとは思います。
軸 | 「初春」梅もさき 鶯もはや鳴きにけり 時をたがえぬ 春は楽しき 大徳寺黄梅院 佐藤大玄師 |
花入れ | 備前 掛け花入れ |
花 | 侘助椿 梅(やっと庭で咲いた椿と梅です) |
薄茶器 | 吹雪 |
お茶 | 雅の白 柳桜堂 |
茶碗 | 1.萩焼 筒茶碗 鶴立ち 2.信楽焼 3.九谷焼 5.三島 |
水指 | 高取 菱蓋 |
建水 | 曲げ 春慶塗 |
釜 | 平釜 |
主菓子 | 銀座松屋 茶の葉堂 「菜の花」 |
菓子器 | 喰篭 八角独楽繋 溜塗り |
筒茶碗を出したのは、「もう12月まで使いませんよ」という先生からのお言葉で、筒茶碗にしました。お点前が少し違います。茶巾の扱い、お茶の点て方、茶碗の持ち方などが違いました。
先生がそうおっしゃったのは、以前、お点前が変わるのも知らないで、寒くなったら筒茶碗!てなもんで出したら、先生が慌てていたときがありました。そんなことがあったので、今年は筒茶碗を出さないのですか?と言われたのです。
茶器にしても、単に、同じものを出したくないな、これにしてみようと思っただけで、吹雪になると、持ち方が違うというのもわかりませんでした。
先生から、利休忌の話が出ました。旧暦2月28日に、利休のお姿と歌のお軸を掛け、菜の花と、茶湯をお供えし、利休をしのぶという行事だそうです。お茶を始めているのに知りませんでした。全く~~。