3月のお稽古は、巷で騒がれている、新型コロナウイルスの騒ぎで中止しました。数人でもいっぱいになる、3畳台目という狭い空間で、クラスターと呼ばれては、皆さんに申し訳ありませんから、当然と思っております。春水四澤に満つは来年までしまい込みになります。
小さいことながら、薄茶の1缶、主菓子、干菓子の需要がなくなりました。ここでさえ、こういう状態です。社会全体でこのような事態に陥っているという事ですから、政治経済の舵を取っている方々のご苦労がしのばれます。このような非常事態に対する処置が的確にできるということが、本当の能力者なのですよね。
そういう事ですので、お稽古風景の写真はありません。今、庭で咲いているお花の写真を撮りましたので、お楽しみいただければと思います。
ミニ水仙 5本あったのですが飾りました。
侘助椿です。2月末頃から咲き始めました。
蝋梅です。2月中頃から咲いています。
梅の花はすでに花びらは散ってしまい、ガクしか残っていません。満開の写真も撮りませんでした。他にも、ヒイラギの黄色い花も咲いていますし、かなり日当たりの無い場所に植えてあるもう一本の侘助椿は、かなり蕾が膨らんでいる状態です。鷺草が白い花を咲かせています。 これは、時期的にはずれているような気がして撮影しませんでした。
苔は去年、異常に大発生した、ナメクジとダンゴムシを駆除しようとして薬を散布したところ、枯れてしまうのではないかと思うくらい、かなり弱らせてしましました。薬を薄めるために水まきを毎日3~4回しました。冬は注意して、寒くなりそうなときはやめたり、凍らないように水まきをしました。春になり、苔の緑色が鮮やかになってきました。大丈夫そうです。このことは本当に助かりました。茶庭に苔がないのは、寂しいです。