令和7年3月涵養庵茶道教室 イメージ

令和七年弥生3月のお稽古

東京の桜はもう8分咲きです。 涵養庵の花もきれいに咲いてくれました。 レンギョウの黄色、紅白のまだらの花を持った侘助椿、ピンクの侘助椿、ハナカイドウは桜のようなピンクの蕾が膨らみもうすぐ咲きそうです。カラタネオガタマの淡黄色の花も目立たないですが咲いています。これは1か月以上早いです。 裏庭では紅白のボケの花が満開、白の侘助も咲き続けています。ハナズオウもピンクの小さい花が見えています。 楓の若葉が芽吹いています。 そのような中でのお茶のお稽古になりました。 今回、青山様が非常に珍しい椿を持ってきてくださいました。名前は金魚椿というそうです。葉が鋏で切ったように金魚の形をしています。びっくりしました。

ハナカイドウ
レンギョウとまだら模様の侘助椿

お道具類

掛物「春水満四澤」  足立泰道師 書
お茶碗黒楽  銘「母」  大野九行 作        谷野 様
萩焼                      谷野 様
清水焼  金彩桜  裕起作           近藤芙美子 様
志野焼 銘「山」  春清作           近藤芙美子 様
平清水焼 銘「残雪」              谷野 様
水指京焼 仁清写し 枝垂れ桜            北大路祥子 様
花入れ備前 掛け花入れ                徳永カネミ 様
金魚椿 、トサミズキ              青山純子 様
茶器棗    曙塗り
茶入れ  丹波 文琳
抹茶「小桜」 柳桜園
茶杓銘「喫茶去」                  安部 洋 様
主菓子「桜」  翠江堂
喰籠独楽繋ぎ 溜り塗
干菓子「さまざま桜」 紅梅屋   野葉入りせんべい 甘春堂
干菓子盆八角盆
金魚椿
裏庭の紅白のボケの花

自分はまだ膝の痛みが取れずに今回もお点前はできませんでした。意地を張って、最初のご挨拶で正座したのですが、その時間が限度でした。
第一部では、濃茶と薄茶のお点前をしました。 濃茶はお点前だけでなく飲む方も難しいです。お菓子をいただくときも茶をいただくときも、薄茶の時とは手順が違います。見ているだけでも自分は混乱してしまいます。 とりあえず、正座できるようになりたいです。 ただ、薄茶で孫がお点前してくれたお茶を飲みました。感無量です。
今回も皆様方のご協力をいただきながら、無事にお稽古をすることが出来ました。本当に感謝です。
次回は4月24日(木)になります。 ご参加をお待ちします。

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