山火事イメージ

大船渡がまた全国ニュースになってしまいました 

こちらの記事は2025年3月7日に投稿されたものになります。

また、3月11日(東日本大震災)が来ます。メディア等で東北大震災のことが出始める頃になりました。2011年からもう14年が経ちました。自分が脳梗塞に罹った時から16年経つという事になります。近頃不祝儀で、時々行く大船渡や陸前高田の大震災の被災地域の町並みは区画整理されてきれいになりました。痕跡は祈念館みたいなところにしかないように思います。 

岩手県の山火事の注意喚起の看板
大船渡付近イメージ

しかし、今でもあの時の、津波で流される映像が流れるとそれを直視することが出来ません。涙が出てきます。あの時は、脳梗塞の後遺症というか病後で自分自身が被災地に行くことが出来ませんでした。息子たちが頑張ってくれて、被災地に応援物資を運んでくれました。

 いま、また大船渡がニュースで頻繁に出てきています。山火事です。 うちの親戚は大船渡市でも、今度の山火事の場所とは大船渡湾を隔てた反対側(西側)にいます。お見舞いの電話を入れて様子を聞くと、風向きも太平洋(東側)に向かって吹いているという事で、煙が漂っているとか、においがするとかいう事は無いそうです。 

山火事のニュースが出始め3日くらいしたら、鎮火のめどがついたという事で自衛隊が引き上げた、という事をテレビで報じていました。それで安心をしていたのでした。それがこんなことになってしまいました。

三陸沿岸の山はかなり急峻です。直登すると前かがみになって手が地面に着いてしまうほどです。大船渡市街からすぐの山でニホンカモシカを見ることができるくらいです。急峻ゆえに手入れも行き届いていない山が多いように思います。きつい斜面の消火作業も大変だと思います。消火作業の方針も民家に燃え移らないことを最優先に消火作業をしているという事です。それでもかなりの民家が焼けたようです。 この地域に住んで避難命令の出ている家族が市街の親戚の家に避難しています。

そして聞くところによると、2011年に大津波の被害に遭い、海から離れて山の方に家を新築した人が今回の山火事でも被災された、というお話もあります。縁者にも家が焼けてしまった方がいます。 大津波で被災された漁業者が再建した倉庫と、その中にある漁網も焼けたというのはニュースで知りました。あのあたりの漁師さんには季節ごとに海の幸を送っていただいたりして大変にお世話になっています。あの地域は全員避難されているという事なのでまだ連絡を控えています。 

三陸の海のイメージ
三陸海岸の絶景ポイントイメージ

何も悪いことをしたわけでもないのに・・・  津波と山火事は三陸地方の宿命という事なのでしょうか。 辛抱強いというか、それでも一所懸命にここで生きているのです。

今回自分は1月末頃から膝を痛めてしまって松葉杖です。何なのでしょうね。今回も動けません。 電話とメーッセージでお見舞いしています。 毎年3月11日に届くように陸前高田と大船渡の親戚においしい品を送っているのですが、今年は早めに届くように手配し直しました。おいしいものを食べてもらって、少しでも元気になってほしいです。

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