2019年初釜

平成31年 涵養庵 初釜の報告

2019/06/09

涵養庵で迎える2回目のお正月です。そして、最初の初釜です。涵養庵の去年と今年の違いは、庭で顕著です。去年は、土がむき出しで、苔がありませんでした。苔があるというだけで、雰囲気は格段に良くなったように思います。いかにも茶庭という感じがあふれています。芝生ではこの雰囲気が出せないように思います。そして、昨年暮れに松葉を敷き詰めました。松葉の色は、濃い緑です。1か月たっていても緑の色が衰えません。さすが、千年の翠って言われるわけです。枯れていないので、冬枯れという風にはなりませんが、まあこんなものかな、などと思っています。今度の冬には、枯れた松葉を敷きこめようと思います。

松葉を敷き詰めた涵養庵の庭

植物も狂っているみたい、ということを書きましたが、涵養庵の路地植えのツワブキ、テッセン、菊、が咲き、そして椿が咲き始めています。先日、近所を散歩していたら、椿の花と、カンナの花が咲いていました。テッセンもカンナも夏に咲く花です。12月に朝顔が咲いていました。季節はどうなっていくのでしょう。
涵養庵の室内は変わりません。ただ、自分自身が変わっています。去年の今頃は、茶道のことは全く知りませんでした。茶室の作りに神経を向けていました。茶道の奥深さなどは、つゆほども知らないでいました。そのほうが良かったかな? お軸は一期一会、茶碗も2~3個で、釜はあるし、なんて本気で思っていました。少しでもお茶をやった人から見ると、「なんとまあお気楽な!」だったのでしょうね。本当に。
お茶を差し上げるということについても、今思うと安易の一言です。

掛け軸 春千林に入る 処処に鶯

 初釜ということで、いろいろと考えることがありました。福井先生のご指導をいただきながら、手はずを整えました。 お道具の選定は、自分がやりました。表千家では、軸は「春千林に入る 処処に鶯」で決まり。炉用の釜もこれしかないので決まり。水指を瀬戸焼一重口、花入れは、鶴首の永楽の交趾。敷板は、蛤端。花は、庭の椿と水仙でした。センリョウとも思ったのですが、咲きませんでした。
問題はお茶碗です。自分は、「とにかく明るきゃ良し」と思っていましたが、それだけではだめでした。主茶碗は、楽か大樋か萩だそうで、今回大樋を選びました。正客ことを考えると萩かな?とも思いましたが。 ちなみに楽は持っていません。 当日は、自分たちは和服でお客様を迎え、お客様も和服で来られました。そして、福井先生のおかげで、滞りなく済ませることができました。ありがとうございました。

2019年 初釜参加されたお客様と

 しかし、本当にいろいろな方々のご縁をいただき、ご協力をいただいたからこそ、やれ、初釜です、茶会ですなどといえるのです。皆様へは、感謝のみです。重ね重ね御礼を申し上げます。ありがとうございました。
追伸  自分も初釜ということで、初めて袴をはきました。本当に、茶室には、着物が似合いますよね。袴を踏んで、ずるっと下がるんで困りましたが。

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