異常に暑かった夏が、10月も下旬になると、やっと秋らしい日よりになりました。と思っていたら今日は25℃の夏日でした。温度の変化について行けません。頭がすっきりしません。風にもみじの散るときの神無月はどこに行ったのでしょう。確実に秋なのでしょうが、まだ木々の葉は緑色です。 しかし涵養庵でお茶を喫するには絶好日々が巡ってきました。そうして風炉は今月でしまいます。
お道具類
掛け物 | “竹の秋” 竹に雀、赤い実のなっている木が描かれています。 |
水指 | 瀬戸焼 一重口 作平窯 |
茶碗 | 萩焼 田原陶兵衛 安倍様 京焼 菊の御紋 高木様 三島茶碗 青磁茶碗 民俗窯 |
薄茶器 | 棗 あけぼのの絵 |
茶銘 | 関の白 一保堂茶鋪 |
風炉 | 南部鋳物 |
釜 | “ 筒釜 鈴久 |
敷瓦 | 織部 |
建水 | 杉木地 曲げ物 杢仙 |
花入れ | 焼物 田原陶兵衛 |
敷板 | 蛤端 薄板 |
花 | 秋明菊、水引 青山様 |
喰籠 | 有田 染付 “網目” |
主菓子 | 栗きんとん |
実のところ、温度変化に追随できなかった自分は、茶室内の用意がいっぱいいっぱいでした。庭には手が回りませんでした。
出来るかなあ~と思っていたのですが、皆さんのご協力でつつがなくお稽古をすることが出来ました。
自分も久しぶりにお点前をさせてもらったのですが、ほとんど珠乃先生のお助けでやり通せました。
皆さんとお稽古できたのがとてもうれしかったです。何より孫のお点前で点てたお茶を飲むことが出来たのがうれしくて、おいしくておいしくて。
皆様に感謝です。ありがとうございました。
来月はもう11月、霜月です。茶人のお正月、炉開きの月、飾り壺の出番です。お正月と言っても普段の通りです。お稽古は11月21日を予定しています。 子供たちにも炉開きがどういうものかを知ってもらいたいのでぜひ参加して、涵養庵でのお稽古を楽しんで頂きたいと思っています。