茶室-水屋

2018/08/11

水屋流し全景

水屋流し全景

 

なるべく広い水屋の方が作業しやすいという話はよく聞きました。ですから広めに取りました。そのため、小間になりました。この建物の竣工検査での、RC造の複合建物ならではの面白い話。

腰板は杉貼板です。これは壁でしょうか?
検査の前に、これは壁だから、不燃材を張ってくれと設計から言われました。「腰板は壁ではない。水屋と称するところには必ず取り付けてある、腰板だ!」としてそのまま検査をして通してもらいました。
腰板の横にみえる横棒2本の建具はケンドンになった建具です。屋久杉の板を使っています。これについては事前に何も言われません。なぜか。壁の仕上げではないから。
壁を不燃材にするというのは火事の時の延焼を防ぐためですが、建具は紙(襖)でも木(障子など)でもいいんです。腰貼紙は検査後です。内緒。

水屋説明

水屋とは、茶室に付随する点前や茶事のための準備をしたり、片付けをしたり、器物を納める場所です。水屋は、水遣、水舎、水谷、勝手ともいいます。

水屋縁甲板の留め部分水屋から給仕口を通して床の間を見る

 

水屋流し取付3水屋流し取付2

 

水屋流し1水屋流し取付1

 

水屋竹釘1水屋竹釘2

 

水屋棚板詳細水屋腰板に竹釘を打つ

 

水屋縁甲板留め部分詳細水屋隅棚詳細

<茶室篇説明一覧に戻る

-こだわりの仕事