2020年9月政治コラム

無能な政治屋しかいない国の不幸な国民

コロナ感染症対策の政府対応が無能としか思えない。
コロナ感染症の蔓延を防ぐべく、対応している政治屋には、2世議員、キャリア官僚上り、弁護士が多い。 そもそも2世議員の頭の中は、次の選挙に当選するにはどうするか、後援会に何をして手なづけてやろうかだけだから、新しいことに対応する能力を求めても無駄。

キャリア官僚上りの議員は国家公務員上級職試験、弁護士のは司法試験など、日本で一番難しいと言われている試験を勝ち抜いてきた人たち。現役の官僚たちも同じ。コロナ禍対策に大いにその能力を発揮する事を期待したいところだが、彼らの頭の考え方の特徴は、抜群の記憶力によって行動すること。 過去問題の正解を記憶し、その解答を書くことで点数を稼ぐ。そういうことで秀才と呼ばれてきた。できる問題だけを答えれば80%うまくいってきた。すぐに思い出すことができない問題は、時間が余れば考えて、思い出して点数の上乗せを図る、要は後回し。
だから、過去にあった事例とその対応の記憶を呼び出して行動する習慣があるように思う。前例主義というやつ。それが思考の範囲で、それを超えることができにくい。 それは、何事もない平和な時には、すごい能力に見える。

今回のコロナ感染症の対応は、それではダメだった。 今まで誰も経験したことのない感染拡大と病気の症状で、過去の事例を思い出そうにもそれはどこにもない。大変に失礼ながら、もともと、記憶力はすごいが、ソウゾウリョク(想像力、創造力)がかなり欠落しているからなおさらわからない。 だとすると、どうにか似たようなものを思い出して対応するしか考えられない。そこに限界がある。 普段の心がけの中に、ほんとの意味の危機対応というものもなかったのだと思う。
そのような中で、一番間抜けな施策はマスク。 マスクに必要な要件を満たすことは考えずに、「今不足しているマスクを配ればよい。」としか思いつかなかった世襲議員である安倍前総理は、お友達にお金が回ることを考え、そのお金が自分に戻って来るような仕組みをつかって、汚れていようが小さかろうが、配れば俺の手柄になるとばかりに急いで指示を出した。
安倍前総理大臣はコロナの感染リスクが0%のところにいて、自分だけが意地になって、普通の人には役にも立たない、鼻と口がかろうじて隠れるだけの小さなマスクをつけ続けていた。 ほかの政治屋たちは顔半分が隠れるようなマスクをしていたのにもかかわらず。
基本的に求められる機能が飛沫の飛散防止だけだから、専門的の知識が無くても作ることが可能だから、今では、手作りのマスクが多く出回っている。全世帯に配布しようとしてできなかった、そのような役にも立たないマスクは必要が無くなった。要するに無駄だったということになる。しかし無駄に払ったお金は戻らないようです。

これで安心したことが一つ。今の政権(安倍政権の継承された)では戦争ができないという事。マスクを届けろという命令が末端に届くことが無い機構では、敵に向かって「弾を打て!」 という命令も届かないことが容易に想像できる。ソウゾウリョクのない人でも考えられるのではないかな? そうすると今後危なくなるかもしれないかな?

話がそれますが、広島県の河合夫婦(新聞などは夫妻と呼んでいますが、そういう言い方をしたく無いので)も、そのような一般社会の常識を持ち合わせていないので、まだ国会議員をやり続けています。 但し、国会議員を辞めないのは、たとえ被告人になっても刑が確定しなければ、推定無罪の原則があるので、やめることをしなくても良いので、彼らが悪いことをしていないと言っているそうなので、当然の行動です。 それは政治屋家業世界だけの常識ではなく一般でもそういうことです。良識人は恥を知っているだけ。彼らは恥を知らないのでしょうね。
普通、良識と矜持と恥じる心を持ち合わせていれば、李下に冠を正さず の心がけで行動することを忘れないのでしょうが、良識も矜持も恥じる心も持ち合わせていない人では、言っても無駄なのでしょう。 李下で冠を正しても、盗んじゃいない、やっていないのだから何の問題がある!というだけなのでしょう。 疑われる行為をしていると思われることさえ恥ずかしいことだと思うことは全くないのですね。 このような 政治「屋」でしかない人たちには。
このような人を、金を使わせて当選させようとする人がいるということを問題とすべきなのでしょうか? 金になびく有権者が多数いるということを問題視するべきなのでしょうか。知人がいるので広島県人を悪く言うつもりはありませんです。
それから、この夫婦の選挙に関する違反事件の裁判で、この問題はどうなるのかな?と疑問に思うことがあります。 それは、裁判で、妻のほうが有罪と確定し、当選が無効となったときのことです。
選挙のとき、より多くの有権者が投票して当選したから国会議員になったわけです。その当選が無効であったという結論が出たとき、その当選したとされた時点で国会議員ではなかったということですよね?
裁判で有罪が確定し、当選無効となったとき、国会議員としての彼女に支払われた歳費や活動費・交通費・政策秘書の給料などなど国会議員に支払われたお金は、じつは国会議員ではなかったのだからということで、全額を国庫に返還されるべきではないでしょうか?元は国民の税金から出ていたお金です。裁判で有罪が確定し、当選が無効となった彼女が受け取った、不正となってしまったお金は返さねば筋が通らないですよね。 どうなのでしょう? ボーナスは支払われたそうです。

ご主人は安倍前総理の側近で、ポチの案内をしてアメリカの金髪爺さんと話をさせたことがすごいことだそうで、多々、トラの威を借りることができた。しかし今はポチから、あんなのを選んだ不明をお詫びする、といわれる立場。かわいそう。でも昔から政治の世界はそのようなもの。ポチにしても金髪爺さんというか、コメ国の意向に沿わなければ捨てられる。角栄さんが良い例。コメ国を飛び越え中国と仲良くしようとしたのが悪かった。トップだけの話が漏らされちゃって、偽証しても罪に問わない約束の証言で、つぶされてしまった。だから、その後の首相はすべてポチになっちゃった。という都市伝説がある。

結局、彼はトカゲのしっぽでしかなかったわけで、彼がそれを感じて、正義感に目覚め、一切合切しゃべれば面白いことになるのにな、と思うのは、自分だけでしょうか?

これから虎の威を借りずに自分の力で生きていこうと考えてくれれば、後悔しない人生が送れるのではないかと思いますよ。 だめかな? だめだろうな。

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