涵養庵 茶道お稽古 平成31年4月25日
福井先生のご病気で2月と3月はお休みしました。先生もご指導ができる程度に良くなられて、久しぶりのお稽古です。席主は、脊椎間狭窄症との診断で、1月から足と腰の疼痛が直らずに、見学のみの参加になってしまいました。
おかげさまで、昨年四月にまがりなりながらも茶室開きをさせていただいてから1年になりました。その時のことを思いますと、とんでもない事だったんだな、と思い返します。何も知らないというのは、なんでもできるんです。あの時は、娘にも叔母にも友人にも、「よくやるよ!」と言われたのですが、なぜ言われるのかもわかりませんでした。今は、「本当によくやれたものだ。」と心底思っています。
今回、新しいお仲間が2名参加されました。今までの3名に加えて総勢9名は、小間の茶室では限界の人数です。 集会室を広間の茶室に見立てる造作も済んで、福井先生にも見ていただき、広間のお点前ができるというお墨付きをいただけたので、こちらでもお稽古をする事を考えることにしました。
2時からのお稽古。生徒さん方から、2か月おけいこを休んだので、最初から教えてほしいという事で、そのようにしました。 お点前は直也がしました。
子供たちは、今回、お茶を点てました。 子供というのは、見ているところは見ています。そこそこできるのです。 自分はすぐに追い越されます。(何を比べているんだか!)
お茶碗 | 主茶碗を萩焼 田原陶兵衛作 |
清水焼の茶碗 4つ(絵柄はこいのぼり、桜、山、亀甲模様)、三島茶碗 | |
民俗村窯 東州作 | |
薄茶器 | 棗 |
釜 | 筒釜を吊りました (小間では原則として吊釜はしないそうです。) |
花入れ | 床柱掛け 竹編み |
水指 | 備前 |
主菓子 | 白鶯宝 菓匠 花見製 (子供たちには、こいのぼりと兜のお菓子) |
喰篭 | 漆 独楽繋溜塗り 面取り |
干菓子 | 出しませんでした。 |
お花は、「レンギョウ」 花言葉は、「かなえられた希望」だそうです。庭で咲きました。
テッセンが季節外れの満開ですが、ほんとに季節はずれで飾れません。
そんなところです。
5月のお稽古は、 16日(木) と 18日(土) の2回にします。