コロナの感染者数も落ち着き、社会活動も再開されています。いよいよお稽古ができます。北からは紅葉真っ盛りの知らせが届き、庭のもみじも色づき始めました。斑入りのススキの葉が伸びてきました。 ただこの時期はあまり庭にお花がありません。かろうじて水引がありました。今後秋の七草の中の花を植えようと思います。
まだ油断はできませんから、お稽古日の29日までに再々度徹底的に涵養庵の掃除と消毒、茶碗は熱湯で消毒して、乾かしました。お稽古の前日にはオゾン発生器を稼働させて準備万端整えました。
軸 | 「掬水月在手」 福聚院 佐藤朴堂師 九月にお稽古ができなかったので |
水指 | 瀬戸焼 |
茶碗 | 黒楽焼 大野九行 母 萩焼 九谷焼 徳田八十吉 伊羅保焼 志野焼 赤釉 |
薄茶器 | 棗 |
茶銘 | 松韻(ショウイン)の昔 一保堂茶鋪 |
風炉 | 南部鋳物 |
釜 | |
敷板 | 織部 |
建水 | 杉曲げ物 杢仙 |
花入れ | 掛け花入れ 備前焼き |
花 | 斑入り薄、水引、照葉 |
喰籠 | 有田 染付 “網目 |
主菓子 | 秋桜 厳邑堂 |
竹垣でまたタケノホソクロバが発生しました。今年2回目です。初夏だけかと思っていたらこの季節にも発生するとのことでした。早速殺虫剤を散布しました。
今回自分も久しぶりにお点前しました。やっとやっとでした。でもうれしかったです。
今月から、諸般の事情により、お稽古を木曜日ではなく、原則、最終の土曜日にすることにしました。今回は周知がうまくいかず子供たちの参加が得られませんでした。すごく残念でした。来月、首を長くして待っています。
来月はもう11月、霜月です。茶人のお正月の炉開きの月です。飾り壺の出番です。 子供たちにも炉開きがどういうものかを知ってもらいたいのでぜひ参加して、涵養庵でのお稽古を楽しんで頂きたいと思っています。ただし、これはコロナの感染状況によって変更はありますことをご承知おきください。 コロナが終息に向かう事を祈ります。11月は26日の土曜日を予定しています。ご参加をお待ちしています。