選挙イメージ

政権トップの指導力について

今朝の東京新聞の“こちら特報部”に「非常時のリーダーシップとは」と題する記事が載っていました。新型コロナ感染症に対する措置について、各国の国民がその国のトップに対する支持率を見るとき、各国のトップと比較して、安倍首相の支持率が大きく下がり続けている。なんででしょう?という事の記事です。
イタリアが新型コロナ感染症の感染者・死亡者がヨーロッパで一番が多い、と言われています。そのイタリアの首相は、コンテ首相。2月の支持率は44%、3月は71%となったそうです。フランスのマクロン大統領の支持率は、2月36%、3月には51%になったそうです。イギリスのジョンソン首相は2月42%、3月55%。ドイツのメルケル首相は3月上旬に68%だったのが、下旬には79%になったそうです。 オーストラリアのモリソン首相は3月41%4月に入って59%、隣の韓国・文大統領が2月末に42%、それが4月の半ばに59%に上がったそうです。下がっているのが、安倍ポチのご主人でお友達のトランプ大統領、ブラジルのボルソナノ大統領。 国際的に評価が低いのは我が日本の安倍政権だそうです。(30か国中28位)また、自国民が、自国政府のコロナへの対応に対しての評価も30か国中27位ですと。(ギャラップ・インターナショナル・アソシエーションの調査によると)
なぜ?

  1. 政策が行き当たりばったり。 受け狙いをしているだけで、本質がわかっていない。ピ
    ントがづれているのにそれさえもわかっていないように見える。
  2. 安倍首相は、自身が、財務官僚を公文書書き換えで自殺させてしまったから、財務省に
    何も言えない。だから、30万円にしたのだけれども、手続きが難しいから、実際には一部の人しかもらえないと世論の批判を浴びました。さんざん野党が主張して、政府はそのような事はできないと言い張っていましたが、与党を組む公明党が言いだしたら手のひらを返したように、一人10万円にした。とか・・
    要するに官僚を使いこなせない。リーダーシップを発揮できない。これを無能という
    以外に言葉はないのでしょうね。
  3. 政治家に求められるべき資質の、ヒトの痛みを想像して政策を考える共感力がない。

こんなに並べると、リーダーーシップを発揮出来ない(あるいはそもそも、そういうものを持ち合わせていない)首相はじめ、大臣と呼ばれていることで満足している政治屋しかいないのではないか、日本の国民はとてつもなく不幸だとお先真っ暗な気持ちになってしまいました。

しかし、テレビでは頻繁に出てくる、対策本部と称する政治屋たちの会合で、何かをやっているかように見せる画像を映し出しているが、そんな集まりばかりやらないで、それこそそのようなものはテレビ会議にして、行動すればよいのに・・・。でもそういう政治屋さんにとっては、今やるべきことがわからないから、会議をしているふりをして、いかにも仕事をしてます体で、そうしてるのだろうと思わずにいられません。

マスクイメージ

それにしても安倍首相のマスク姿。口と鼻の周りだけを隠しているあのマスク。自分はコロナに感染する場所には絶対に行かないから、あれで十分と考えているのでしょうね。 全世帯に配ろうとしているのがあのタイプ? 466億円かけて、高い割に不良品を混ぜて、配ってから、回収する。そんなものに466億円を払おうとしていたわけなのでしょうか?
しかもあれは、NHKで繰り返してマスクはこのようにつけましょうというものからは、完全に外れていますよね。鼻の周りは形に合わせてまげて、あごの下までキチンを隙間なくと言っていますがね。あのような小さくて役にも立たないと思われるものを1世帯2個。それも。不良品ばかり・・。子供用なんですかね?。

やることが先ほど書いた行き当たりばったりで本質がわかっていないほんの一例だけど、如実に表していますよね・

政治イメージ

10万円支給します。といって、さもさも、自分たちが下々の人間に与えるかのような物言いをしているけど、特に自分に金があるのは自分の能力で稼ぎだしたと、思い込んでいるザイム大臣。完全に間違っているよ。 本人に能力はない。ご先祖様のおかげだろうに。

そして、税金というのは、国民が安心して暮らせるようにと、国民が、一時的に国に預けたお金であるというべきもの。給付とか支給ではなくて、「お返しします。」と言ってみたらいかがでしょうか。
以前の文章で、危機管理能力の発揮どころですよ! 頑張ってくださいね!と言っていたのは、皮肉だったんだとわかってしまいますよ。まあ、このようなことしかできなくても、勲章は菊花賞頸飾なのですよね。

自分も町場の工務店とはいえ会社の社長です。普段、信条として、自分の指示の下でやった仕事については、すべての責任は自分にあるという思いがあります。すべてです。だから、常に完全になるように気を配ります。職人が失敗しても、その職人を選んだ責任は自分にある。失敗しそうになったらその前に、的確に指示する責任がある。それができなかったら責任を負わなければならないと考えて生きてきました。 だから、奥さんの花見しかり、広島のご夫婦しかり。今の政治屋さんたちの言い訳はみっともなさをすごく感じます。 言い訳と説明は違います。説明はきちんと聞くべきです。言い訳は言い訳とわかったとたん相手を馬鹿にしてよいと思っています。だから聞きません。そのような人間は、軽蔑し唾棄すべき存在です。

毎日新聞の“特集ワイド”に、佐高信さんが書いていました。自分自身、評論家と呼ばれる人たちの言葉を信じることはないのですが、面白かったので要約してみました。
金にしか興味を示さない愚かな政権は、新型コロナウイルスよりも怖い。
もう一言。 ポチはポチ。木鶏にはなれない。

こんな事を書いていると、せっかく、仕事がなくなったことを心配して作ってくれた助成制度を利用できなくなりそう。 怖い怖い。

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