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総裁という名前の地位にいる人たち

総裁 随分と偉そうな名前だと思います。 昔々、40年くらいも前になりますが、下職さんからの仕事のご紹介で、青山の芸能事務所に打合せに行きました。通された事務所の一番奥の部屋には{総裁室}という室名札が書かれていました。その芸能事務所は元の熊谷組の建物が近くにありました。建築屋なものですから、どうしても建設屋のそういうのに目が行きます。

五月初旬の連休中に終わらせる、内装リフォームとかエアコンの取替とかの仕事でした。約束通り終わらせました。お金もいただきました。 連休が終わって1か月くらいして、また呼ばれました。 今度は高輪でした。ビルの30坪くらいの4階と5階フロアを使っていた建設会社でした。「今度これを見積もってよ」と言われたのが、ある役所の職員宿舎の外部改修工事でした。工事図面を受け取って内容を見た時に、施工者限定の特殊工事が記載されていました。 

ちょうどそこに紋付き羽織袴姿の老人が、右に上下黒のスーツ、手にアタッシュケース、禿頭の男、左にこれが整形美人ですというボディコン、三ニスカの女と一緒に入ってきました。印象は「気持ち悪!」です。たぶん5階にいたのでしょう。  みんなが一斉に起立です。  そして、自分には「ああ、あの工事か。◯✕から俺が取っちゃったやつか。」と、言いましたね。その老人が、総裁でした。 紹介されたその建設会社には実際の施工能力はありませんでした。ブローカーみたいな会社でした。

見積もりに入って、その特殊工事をする会社の営業に連絡した時、「もう一度お名前をいただけませんか?◯✕会社さんではないですか?」と聞き直されました。 談合で決まっていた会社に、ある種の力で辞退させて自分のものにしていたのです。それで、「俺が取っちゃった。」なのでした。  

見積書が出来上がり、それをもって、高輪の事務所に行きました。びっくりです。もぬけの殻! テレビドラマの夜逃げの1シーンみたいでした。コピー機(リース物件)と床に散乱しているコピー紙しかないのです。玄関トドアは施錠。 すぐ紹介した下職の人に連絡を入れました。 「総裁が殺されたんだよ。」

その時に思い出しました。3日くらい前に、ある総合病院の病室で一人の老人が拳銃で撃ち殺されたという新聞記事がありました。それが総裁だったのでした。まさか自分に関係している人とは思いません。

夜逃げイメージ

毎日新聞第二面の水説(スイセツ)というコラムに神宮本庁の総裁の話が載っていました。これは以前にも載っていた続編みたいなコラムです。現総裁が本庁財産の土地を、自分の身内に不当に安く売って、それが転売ごとに高くなり、えらく儲けたという。 神様につかえ、奉仕する人たちの最上位の人間とは思えないではないか!と思います。そういえば、これって元の首相であり、与党の総裁であった人間も同じことをやっていたのではなかったですか? しかし、片や訴訟中、かたや、忖度に守られて、事実の確定はしていません。 念のため申し添えます。   この文章は、総裁という漢字で連想したことを書きました。 そういえば、総長という人も身内と一緒に金に絡んだ件でやめていましたね。大学関連でしたか。

             

殺◯れた(理由は莫大な借金という噂だった)右翼の総裁と、神社本庁の(宗教法人所有の土地ころがしで儲けたという噂の)総裁と、政権与党の(お友達に便宜を図ったという噂の)総裁が、そして総長が 突然に、どこからか、急に、脈絡もなく頭に浮かんできたので書いた次第でございます。  総裁って、こんなもの?   良い総裁もいるとは思いますが。彼らで台無しですね。    

ああ面倒くさ!!! ああ^~あ ほんとに面倒!   侮辱罪が重くなるのはきょうからか。 侮辱罪の構成要件を調べなければならないのかなあ? あの人たちには更生か? もしかして侮辱?

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