茶室図鑑-水屋-涵養庵

茶室図鑑-水屋-涵養庵篇

水屋

流し、簀の子、腰板、棚板、隅棚、天袋などで構成され、お茶の準備をします。

茶室図鑑水屋-涵養庵
1 水屋棚 下の棚板を水切り棚、上の棚板を通し棚と言います。水切り棚には濡れたものを置きます。
2 隅棚 水屋棚、通し棚の上隅に作る。8寸角の杉板。水次やかん、香合などを飾る。
3 物入 必須というわけではありませんが、水屋の隣に設けるといろいろと便利です。
4 下足入れ 靴を入れるためではなく、草履なので板の高さの間隔は狭いです。
5 腰板 高さ2尺の杉板。柄杓、釜置きなどをかける竹釘を打っています。
6 水屋簀の子 径六分くらいの晒し竹を銅線で横につなげたお道具類の水切り用。
7 炭入れ 大工造作の作付けです。蓋は縁甲板を加工しています。蓋を開けるときの丸い穴は指掛けです。

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