「炉」のお話
茶道は「おもてなし」と「季節」をとても大事にしています。
器や道具、掛け軸、花やお菓子などあらゆるところにおもてなしや季節感を感じることができます。
お茶を立てるための湯を沸かす釜も季節によって寒いときには、客座の方に、暑いときには亭主の方にという細かい心配りがあります。
1 | 羽重ね天井 | 杉板の端を少しずつ重ねて張った天井 |
2 | 釜吊蛭釘 | 四月に、吊り釜をかける時に鎖を掛けるために使用します。 |
3 | 花釘 | 掛け花入れを飾るときに使用します。 |
4 | 中柱 | 茶室独特の柱です。樹種はリョウボ(リョウブ゙)といいます。。非常に硬い木です。 |
5 | 中柱の曲がり方 | この中柱の曲がり方はほかの茶室の中柱の曲がり方と逆だと思います。理由はあります。 |
6 | 腰貼り | 客席と点前座では違う紙です。客席は色本鳥の子紙、点前座は白い西の内紙です。 |
7 | 炉蓋畳 | この畳を上げると、炉が切られています。ここは畳ですが、板の時もあります。 |