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マスメディアの堕落の証明

岸田首相のご長男翔太郎氏は、親父さんから首相秘書官という役職に就けてもらった。それさえ、身びいきだとか言われている。 今回は、岸田首相が1月9日から15日までヨーロッパ方面の五か国の首脳と会談するという事で、外遊することになり、首相秘書官だから一緒に行ったみたいです。 秘書官って、それなりの公的な御用があるから、国民の皆様が納めた税金を使っていったわけでしょうね。
ところが、その翔太郎秘書官はパリやロンドンでは親父さんがその国の首脳と会談している最中に、当人がするべき仕事が無くて暇を持て余したのでしょうか、公用車を使って名所めぐり、高級デーパート巡りをしていたと「週刊新潮」が報じています。 

もともと、以前からゴールデンウイークとかに、国会議員連中が海外視察と称する、税金での物見遊山が恒例になって、批判も無視して既得権益とばかりに、ファーストクラスで行っちゃう、品性の汚い国会議員連中。その政党のトップがあの人。その息子が、お土産を買おうが見物をしようが別に驚きません。
官房副長官の説明で、その名所めぐりは、首相の訪問先の写真撮影、高級デーパートは首相のお土産買いをしていて「公務である」と言っている。 公務であることの説明ならば、その写真を見せ、買ったもの見せなければならないでしょ? 公務であるならば、お金の出ドコは国のお財布なのでしょうから当然そういう事になると思います。 「プライバシーに関することだから、見せられません!」というふうに言うかもしれませんが、そんなのはあり得ませんよ。「国家機密ですから見せられません!」というならばしょうがありませんけどね。

今回そのことを言いたいのではありません。 当然のことながら、毎日新聞、朝日新聞、読売新聞などの新聞社・テレビの報道部門の記者連中は一緒に行ったのではないですか。一緒ではなくとも、そのような報道各社には、当然、現地に特派員がいて取材活動をしているはずですよね。 世界中のどこかで大きな事故事件があった時には、現地の映像です!現地からの報告です!などと新聞に載るし、テレビで映像が流されますよね。

このような事態の時に日本国内では重大事件として、広域強盗団に90歳のおばあさんが殺されてしまい、事件報道が大きく紙面や画面で流されています。 もう秘書官がどうだこうだには興味はどっかにふっとんじゃいました。 

思うに今回なぜ新聞なりテレビなりが、首相秘書官が名所めぐりやデパートでの買い物についての報道をしなかったのでしょうか? 週刊誌が報道したのでしょうか?という事です。 その後もあまり追いかけての報道はありません。 はっきり見えてくるのが、癒着とか忖度とかです。 自分たちが良い思いをしたいがために、あの人たちにとって都合が悪いのではないか、という事を見ない、言わないということなのでしょうね。 それって、堕落以外の何物でもないですよね。

もともと自分は、新聞なり、テレビなりが、載せていること言っていることで、スポーツの結果以外はそのまま信用することができないと思っている人間です。 それにしても、堕落の程度がひどいと思いませんか!

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