富津に移住する計画発動vol8

富津に移住する計画発動-その8

ご近所付き合いのお話 vol.2

早速、先日のご夫婦の家に行くことにしました。向かって歩いている途中でご主人の車と出会い、「家に家内がいるから、どうぞ来てください。」という事でお伺いさせていただきました。 ご主人は、いろいろなものをご自分で作ってしまう、バイタリティーあふれる方でした。 お住まいは平屋です。 この家はご自身が図面を書き、大工さんに直接指示をして建てたそうです。そこのところは建築会社の敵です。(笑)  

最初は奥様に案内していただきましたが、その途中にご主人が帰られました。そして改めて、敷地を案内していただきました。 敷地は全部合わせると300坪よりも大きいくらいでしょうか。 お住まいに隣接している庭は植栽部分、お孫さんたちの遊べるスペース、近所の介護施設の方たちが休めるスペースと別れていて、駐車スペースも上手に配置してあります。花のことは奥さん担当のようでした。 
「地面に立つと木が邪魔で富士山が見えない」という事で、展望台と称する施設もご自分で建ててしまったそうです。そこに案内され、眺めますと遠く大島の輪郭も分かりました。ここまで自分でやるという事になると建築屋の天敵です。

ほんのご挨拶だけのつもりでしたが、ウッドデッキに案内されて、そこで話が始まってしまいました。 そして、ご自身は誰に頼まれたわけではないが海岸の清掃や道路の雑草の刈り取りなどもやっているという事です。 そして近くのおいしいお店についての話で大いに盛り上がります。ご主人が車で買ってきてくださったのは、焼き鳥、から揚げ、肉団子などでした。ご主人はワインを飲み始めています。 

正直、自分は焼き鳥が苦手でした。「おいしいから食べてみてよ」と言われて焼き鳥を一串ごちそうになりました。 それがおいしいのです。 もちろんそのお店の情報はちゃんとゲットです。 富津岬の町の中にあります。早速行くつもり満々でした。富津に通い始めて60年になるというのに全然そのお店のことは知りませんでした。

も一つ、近所に自立支援施設があり、そこで古民家を改修しいろいろな催いしをしているという情報も聞きました。 その古民家は富津荘より早くからそこにあったように思います。散歩の途中でその前を通っていました。もともとは茅葺の農家風の家でした。しかし、農家ではありません。なんとなく気になる不思議な建物でした。そこをきれいにして、自立支援施設の入所者のお息抜きの場所としたり、近隣の人たちが集会所みたいな使い方をしても良いようにしたとのことでした。

息抜きの場とか集会所というのは、翌日にそこにいって紅茶を頂きながら聞いた話です。 家の中を案内していただきました。凝った浴室はこの建物の所有者の趣味だそうです。展望台もありました。「7月に開所したばかりで備品がそろっていない」という事だったので、何かあれば持ってきますよ。という事にしました。 たまたま、ある人から天津段通の絨毯を頂いて、それまで敷いていた絨毯と取り換えて、元のは雑草除けに庭にでも敷こうか思っていたのですがそれを使ってくださるというので、その日の午後運んで使ってもらいました。使う事の無かった2畳ホットカーペットも一緒に持って行きました。 腰を据えるというのはこういう出会いがあるという事なのですね。今までは2か月か3か月に1回来て、その滞在は普段2~3日、5月の連休、夏休みに長くても1週間程度で、雑草取りとか掃除でお休み期間はほとんどなくなってしまっていました。

今後は、積極的にこの地域の人たちとお付き合いをして、交際を広げていきたいと思います。 そういうお付き合いが非常に楽しいです。 自分に残された寿命の範囲で、今までの経験を生かして、地域の皆さんと楽しくやりたいと思っています。

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