富津岬の展望台

富津の良いところ-第二弾

岡田建設の保養所“富津荘”は千葉県富津市篠部というところにあります。 周辺の面白い場所、おいしい店などと、富津の良さについて案内したいと思います。

板橋区東新町から、富津に向かいます。 川越街道を通り、山手通りを経由して西池袋入路から、首都高中央環状に入ります。トンネルの中を進み 大井で地上に出て、湾岸線で羽田空港の横を通り、浮島ジャンクションからアクアラインに入ります。 通行料800円は森田前知事の大英断でした。 以前は閑古鳥が鳴いていた海ほたるが、すごく混むようになりました。ただ残念なことは通行料が3000円くらいのときは、全然渋滞も無かったのに、今はすごい渋滞になることです。大きなアウトレットも出来たし、しょうがないかもしれません。

金田料金所でそのまま、アクア連絡道を直進して、館山道に入り、木更津・館山方面に向かいます。ついうっかりスピード上げてしまいがちです。くれぐれも安全運転でお願いします。

間もなく分岐があります。館山方面(富津・館山道)と木更津、富津岬方面の分岐です。 以前は富津・館山道に入り、富津中央で降りたのですが、最近はずっと、富津岬・木更津市街で降りています。富津中央だと戻るようになるのでそれが嫌なのです。時間的にもあまり変わらないように思います。

高速道路を出て、40年くらい前に海を埋め立てた作られた工業地帯の中の広い道路を通ります。ここには、日本製鉄君津製鉄所があります。このために埋め立てたものだと思います。関連会社の事務所や工場が林立しています。その当時、製鉄所ができたな、と思ったら、あれ!っと言う間に、山が削られて共同住宅が建ってしまいました。

あの頃の思い出として、夜ここを通った時に、廃ガスを燃やす煙突から出るオレンジ色の火が夜空を照らし、道路を照らしていました。昼と夜では煙の黒さが違っていたのがすごく印象的でした。

大きく左にカーブして、富津岬の根元をかすめ、旧16号を横切り、国道465号線に入ります。その道沿いに富津荘があります。 所要時間はさしたる渋滞が無ければ、乗用車で約1時間15分くらいです。会社のバネットトラックだと、2時間を見ます。

■ 遊ぶ場所
富津岬 富津公園 富津荘から車で10分弱
富津公園内 ジャンボプール、温水プールもあります。夏季限定
夏季以外は、ボートセーリング、水上バイクが可
宿泊は民宿が多数。国民宿舎は無くなりました。
そのほか、テニス場、屋外ステージなどがあります。
詳しくは 千葉県立 富津公園 で検索してください。
 ゛ キャンプ場 夏季
 ゛ 展望台 空気が澄んでいると富士山も見れます。
 ゛ 潮干狩り場 3月から8月
海水浴場 大貫中央海水浴場、大貫中央海水浴場
富津漁港には仕立ての游漁船もあります。
東京湾観音 富津荘から車で15分弱
ブリストルヒルゴルフクラブ 富津荘から車で15分程度
鹿野山マザー牧場 富津荘から車で30分程度
鹿野山カントリークラブ 富津荘から車で35分程度
ゴルフ場はほかに30分から40分圏内に2~3か所あります。
鋸山、日本寺 鋸南 富津荘から車で35分程度
袖ケ浦サーキット 富津荘から車で40分程度
ちょっと足を延ばせば、ドイツ村、久留里城、などなど ほかにもあるようです。
近所にお寺や神社、古墳などもありますが、行ったことはありません

 

■ 食べる場所  富津荘周辺
※は行ったことはないが、評判が良いお店です
富津公園内 富津荘から車で10分弱(磯ラーメンがおいしいょ
大貫 割烹 かん七 寿司、海鮮、定食  富津荘から車で3~4分
富津 韓韓麺 赤いとんがらし ※ 富津荘から車で6~7分
富津 ひろ寿司 寿司、海鮮 富津荘から車で10分弱
富津 割烹 大定 ※ 寿司、海鮮、定食 富津荘から車で10分弱
富津 くい処 魚忠 海鮮、定食 富津荘から車で10分弱
富津 いちご、メロン農園 ※ 食べ放題  季節による 富津荘から車で10分弱
君津 津多屋 (鹿野山神野寺前)ウナギ富津荘から車で35分程度
君津 九拾九坊 日本そば富津荘から車で25分程度
竹岡 ニコニコドライブイン 定食、生け簀がある 車で40分程度

 

■ 近隣の公的な機関
病院 君津中央病院大佐和分院  富津荘から 徒歩3分
医院、クリニック 車で3~4分眼科、整形外科、歯科など
15分以内に 5~6か所 救急1、内科、外科
保育園 富津保育園、大貫保育園 富津荘から車で10分
幼稚園 大佐和幼稚園 富津荘から車で5分
富津市役所 富津荘から車で5~6分
千葉県 富津消防・防災センター 富津荘から車で5~6分
千葉県警 富津駐在所
富津市立 富津小学校
富津市立 大貫小学校、中学校
千葉県立 君津商業高校 富津荘から徒歩30分
君津あたりには、私立の中学・高校もあります。(志學館、暁星国際など)
JR大貫駅 富津荘から徒歩20分
大佐和自動車教習所 富津荘から徒歩20分

 

■ 近隣の商業施設
スーパー Very Food  尾張屋 よく行くお店です  富津荘から徒歩20分
スーパー オドヤ 富津荘から車で5~6分
イオン 富津,木更津にあります 富津荘から車で10分~20分
ドラッグストア
ウェルシア、ヤックスドラッグ 他
富津荘から車で10分圏内に3軒ほど
肉 フレッシュミート三平 ブロック肉を売っています 富津荘から車20分弱
ホームセンター  コメリ 富津荘から車で5~6分

 

■ 文化・教養・学習施設
東京電力 富津火力発電所 見学センター 富津荘から車で15分弱
浮世絵美術館 菱川師宣記念館 鋸南町 富津荘から車で35分程
茶室 亀泉庵 佐貫 富津荘から車で20分弱
かずさアカデミアパーク 富津荘から車で30~40分

まとめ

書いてみると、随分とたくさんありました。もう少し利点を挙げてみます。
富津(市役所あたりを基準)は、車で板橋からは1時間強かかります。(渋滞無しだとすれば)しかし、千代田区、中央区、港区など都心部までは、40分弱で行けます。JRだと最低2時間は見るようですが。  アクアラインが強風などで通行止めになるのは、一年間で数日もありません。(今までは)  東京駅基準で、富津は南になります。東京駅から、首都高や高速道路経由を使って、車で40分の範囲を東、北、西で考えます。東は津田沼、千葉市くらいでしょうか、北は川口、さいたま市あたり、西は三鷹、調布あたりとかまで行きますでしょうか? このことは、ビジネスパーソンにとって、富津が十分に通勤圏内であることを示しています。 ついでに言いますと、君津インターそば、とかアクアライン出入口の金田には、大きなバスターミナルがあって、ここに車を置き、東京近辺まで座って通勤することは可能です。
また、地価を、路線価をみながら、かなりおおざっぱですが、比べてみます。今の富津市の住宅地の価額は、¥100000/坪くらい、富津荘のあたりでは¥30000~¥50000/坪くらいだと思います。君津でも¥170000/坪くらいです。 さいたま市あたりだと¥330000/坪、千葉市も同じくらい、調布や府中で¥900000/坪くらいと思われます。 (実際の価格は当然上下します。)
これを見たときに、富津を住まいとすることを考えるというのは、土地・建物を同時に買うとき、同じ予算だったら広い土地を確保できるということです。 土地が広いと何ができて、何がダメか。

まず、広いと庭の管理が大変です。初夏から秋口にかけては雑草との格闘です。除草剤をあまり使いたくはないです。 しかしこれも、たまにしか行けない別荘だと無理ですが、住まいであれば解決策はあります。 用心の為にも、中型くらいの犬を飼います。都会で犬を飼うというのは結構大変です。フンを入れる袋をもって散歩を日課としなければなりません。犬は土を掘り返すので、ガーデニングが趣味ですと荒らされます。しかし、掘ると雑草は生えません。 庭が広いと犬にはとっても良いことです。散歩に行かなくても、好きな時に庭の中で走り回れます。
広さがあれば、庭の一部に本格的な家庭菜園もやれます。 広さは10坪あればよいと思います。大変だから大きくても20坪くらいにしたいです。もちろん柵をして犬が入れないような仕組みを考えます。
秋に落ち葉を集めて積み上げる場所を確保し、腐葉土を作ります。これは雨が入らないように覆っておきます。生ごみをコンポストに入れて肥料も作ります。庭が広いとコンポストの臭いが気にならない場所に設置できます。堆肥と有機肥料が自分のところでできるということです。 買うことが無いということです。 このようにして野菜を育てると、夏から秋の間、自家用に使うかなりの分は確保できます。多品種、少量生産で、葉物野菜は、同じ種類の種は蒔き時を少しずつ変えます。そうすると成長するのに時間差が生じく、順番に収穫できます。 問題は害虫の駆除です。使うとすれば、植物由来の殺虫剤を使いたいです。
また、鶏の平地飼いができます。5羽くらいですかね。鶏に雑草を食べさせるのです。犬と仲良くさせれば、獣に襲われるのが防げます。もちろん、卵を産んでくれるようにします。鶏舎に戻るように、餌やりを小屋の中のみにすれば、それをやるときに戻るようです。鶏糞は畑の肥料に使います。 移動可能な柵で、庭の中の場所を移動させると、まんべんなく草を食べさせることができますし、鶏糞も撒けます。富津荘ではドクダミに困っていますが、鶏の大好物だそうです。
これらに足して、ピザ゙窯も作れます。バーベキューもできます。煙で周辺に迷惑をかけることが少ないからです。 当然、仕事の合間にするのですけれども、忙しいですかね?  雨の日は休みます。
ここで書いたのは、自分自身が富津荘でやりたいことを書いたみたいです。 自分は休みがあってないような生活をしてきましたが、会社勤めで、きちんと休める立場であれば、隠居場所ではなく、若い人達にはすぐにでも住まいとして、住むことが可能な土地だと思いました。 いかがでしょうか。
現に、富津岬の海岸にごく近い場所、歩いて2分かからない場所に建っているアーリーアメリカン調の外観の多い住宅群があります。20数軒でしょうか。家にはウインドサーフィンのボードや水上バイクなどが置いてあります。朝、海に入ってから出勤し、帰ってからまた、みたいな生活ができるのではないでしょうか。まあ、東京まで出なくても、君津には15分もあればいけます。君津では企業誘致も多いようです。あそこには勤労の機会は多いと思います。しかし、家庭菜園はないようです。

富津で不満なところは、東京みたいにコンサートに出かけることですとか、博物館の展覧会に行くなどには不便なところです。 おそらく、コンサートなどですと、車で行って車で帰ってくるだけで、駐車場の費用も馬鹿にならないし、余韻に浸りたいと持っても、お酒を飲むわけにはいきません。
また、旅行に行くとき、起点は東京駅でしょうが、前泊でない限り始発列車は無理です。車で行って八重洲地下駐車場に止めれば、新幹線の距離によっては駐車料金の割引を受けられます。成田・羽田発も同じですね。
まあ、都内であっても、電車などを使って、東京駅発の始発列車あるいは、羽田からの朝一番の飛行機に乗ることができる地域は限られますけれども。タクシーを予約して、朝早く出るという選択肢を考えられます。富津からでは、タクシー料金はいくらになるのでしょうか? まあ、選択肢は、前泊でしょうね。
今考えられる不満点を挙げるとそんなところしか思い浮かびません。多分、実際に住んでいないというところがあると思います。それから、自分には外でお酒を飲み歩くという習慣がないので、それに対する不満は全くないのです。 富津の安くて非常においしいお魚料理を食べながら、少しのお酒が飲めればオーケーなので、その方面のことはわからないというのが本当のところです。

もともと、ここに土地を求めて家を建てたのは、50数年前に先代がやった仕事です。まだ、市町村合併前でしたから、富津町と言っていました。そのころ富津岬には戦争中のトーチカとおぼしきコンクリートでできた残骸が残っていました。戦前は、東京湾防衛の軍事施設があり、民間人は立ち入りが厳しく制限されていたようです。もっとも、江戸の末期に海保をこしらえて大砲を据えて江戸防衛を考えていましたし、まあ、地理的に東京湾の入り口で狭くなった部分ですから、軍事上の拠点にするのはごく自然の成り行きだったのでしょう。
先代の建築業者仲間が先に富津で家を持っていました。その方は仕事の大部分を後継者に任せていましたから、富津に住んでいる状態でした。 この人は、もともとが腕の良い大工だからでしょう、庭に手作りの茶室もこしらえていました。海岸で拾ってきたと言っていたものを中柱などに使っていました。かなり、侘びていたのが印象的でした。ここに、涵養庵の原点があったのかもしれません。
先代は、「富津町篠部に、上板橋村を作るんだ」とも言っていまして、現に2軒、別荘を建てました。そのうちの1軒はまだ残っています。後の1軒は、ご自身がもう利用できないし、維持ができないということで壊しました。 先代の頭の中にはこちらで仲間を作るという感覚はなかったと思います。 岩手から出てきて、大工として建築に携わり、岩手に戻ることやめて、ここを選んだと思います。そのような事で、板橋から人を集めて余生を送ることを考えたのではないかと思っています。
自分は、ここで住むのであれば、ここでの新しいコミュニティーを考えています。 ピザ窯もお茶もその手段です。 これらを通じて近隣の方たちとのお付き合いが深まればよいと考えています。
もちろん、自分が50年間携わってきた建築についての知識を、生かせれば申し分ありません。 全くというわけではありませんが、建築の設計施工を考えていません。家を建てたい方にアドヴァイスができればよいな、と考えています。コンサルタントみたいなものでしょうか。プランをどうすればよいか、お金をどこにかければよいか、などを一緒に考えて、施工中の検査みたい事とかをするということを仕事にできればな、と思います。
インタネット環境も随分と整備されてきているようです。テレワークのことも考えて、こちらに住まいを移したいという方がいらっしゃればお手伝いできるものと思っています。
今まで書いたように周辺の環境は申し分のないように思います。

-会長の道楽
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