今回のコラムは昨年の11月に書き終えておりましたものです。所々の都合により、この時期(投稿は2024年8月末) になり、帯状疱疹も無事収まりましたが、パレスチナ問題は今だに解決に至らっておりません。
帯状疱疹に罹って、もう一か月になります。頭と額の表面の痛みはまだとれません。頭の芯と目の奥の痛みはだいぶ安らぎました。1日5回の目薬を付けた後は眼帯をしています。これがうっとうしい。今は体も重く動きが鈍いです。「安静にしていてください」というのが、お医者さんからの助言です。 困ったことに「家で安静している」という意味が分かりません。激しい運動をしなければ安静にしていることなのだろうと思って、道路掃除くらいはいいだろう、ゴミ片付けもいいだろう、茶庭の草取りもいいだろう、プランターの夏植物の片付けもいいだろう。果ては、なかなかできなかった家の中の片付けはいいだろう、夏物と冬物の入れ替えはいいだろう、こんなことをやりながら安静にしていました。当然3食の食事の用意&片付け、洗濯、入浴は当然のことです。このような事では、家で安静とは言わないと言われました。だから長引いています。帯状疱疹をバカにしていました。
原稿書きも安静にしているという認識の中で原稿を3本くらい書き上げました。そのようにしていたのですが、パレスチナとイスラエルの戦争のニュースが飛び込んできました。そのような次第で安静にしている状態で書きました。結果として安静ではいられませんでしたけど。憤りも沸騰点に。
イスラエルの蛮行というか悪魔の所業としか思えない行動に対する、アングロサクソンたち白人たちのダブルスタンダードの主張には全く、絶対に同調をすることは出来ない。イスラエルがしている行為は虐殺以外の何物でもないと思う。ユダヤ人がアウシュビッツをすぐに持ち出すけど、あれと同じことを今回、パレスチナでやっている。
ユダヤ人、ヨーロッパの白人連中のあまりにもひどいというかご都合主義というか、倫理観の欠如というか、手前勝手というか、言葉が見つからない。自分の語彙の無さに恥じ入る。 金の為だけ、お金だけが正義という主義で動いているだけではないか。正義はお金にしかないという一本筋の通った観念だけ。
ユダヤ人たちも、「過去に我々はヨーロッパで、アングロサクソンやゲルマンなどの白人たちにすごく長い間迫害された歴史がある」という。そのために白人たちにはユダヤに対する負い目があって強く言い出せないのだろうか。はたまた、ユダヤ教の親戚のキリスト教がイスラム教信者に対して、イスラム教信者は殺されてもしょうがないというような偏見もあるようのではないだろうか。
メディアの報道も毎日パレスチナの死者数を報道し、それは日に日に増えていくが、必ずイスラエルの死者も付け加えて報道する。イスラエルの死者は増えていない。パレスチナの死者は子供を含めてすごく増えている。 これは、イスラエルもこれだけ殺されているのだよ!だから殺すのだよ!と強調する、イスラエル寄りの不公平な報道だと思う。このままだとパレスチナの住民を全て殺さなければ済まないような状況が想像されるくらいです。
世界中のマスメディアがきちんと公平に報道しないあるいはできない、日本だけではないメディアの堕落が見える。 BBCがジャニー喜多川元社長の事務所の少年たちに対する性加害問題を報じて日本のメディアの堕落を糾弾したが、そのBBCにして、第二次大戦終戦後の国際連合によって確定されたイスラエルの国境線の一方的拡大については明白に違法です。これについては絶対に報道しない。今のイスラエルのやっていることは間違いのない国際法違反です。しかし白人たちは誰もそれを糾弾しない。
イスラエルの国民は根が虐げられた国民性だからだと思うけれども、正義は金にありという根性に凝り固まって、アメリカなどが金に飽かして開発した最新鋭の戦闘機や戦車などの戦争道具を持った軍隊が完全装備で、鉄砲など貧弱な武器しか持たない人間を攻撃する。これは弱い者いじめとしか言わない。多くの民間人がいるのにその人たちが生きていくための食料や燃料までも封鎖して、パレスチナ人を虐殺しようとしている。そういうふうにしか見えない。これは絶対に現代のアウシュビッツの虐殺です。それをユダヤ人がやっている。やられたからやりかえして当然みたいな、根性悪だよね。
パレスチナの人たちの怒り、イスラムの人たちの怒りの原因がどこから来たものか、その原因をもう一度思い返して、イスラエル・ユダヤ人のやってきたことの平和合意の無視、世界平和への挑戦。そもそもイスラエル建国の経過にしても自分には考えられない事。日本では、ある土地を20年不法占拠していればその土地の所有権をえられます。20年です。
誰との約束だか知りたくもないけれども、自分勝手にそれが約束の土地だからと言って2000年以上前からそこに住んでいた人たちを武力で追い出す。
もともと古代エジプトの時代に奴隷だった民族が、自分たちだけが助かれば、ほかの民族はどうでもよいという宗教に基づいて約束の土地なんか言われても、わけわからんバカ話としか思えない。
こんなの今の時代ならば、カルト宗教以外の何物でもないと思う。すぐさま消されると思うような教団ですよね。日本でいえばオ〇ム真理教とか、足裏ナンチャラとか、教育〇会とか。はたまた隣国の統◯教会などとかと一緒くらいに思いますけど。
数千年にわたって平和に暮らしてきたパレスチナの人たちを、ここは自分たちにとって、約束の土地だからと追い出して、ここを国境としますから、ここで折り合いをつけて平和に暮らしてください。こんな感じで決められた国境さえも、戦争を仕掛けて、どんどん侵略して領土を広げてきた国際法違反の前科者国家でしょう。それを支持するUSA、それに従う白人国家群。 ユダヤ人の2000年経っても抜けない奴隷にされたと言い続けている人々。
アングロサクソンやゲルマンなどの白人連中がウクライナを武力で簒奪しようとしたロシアを非難する。これをダブルスタンダードと言わずしてどんなスタンダードがあるのか。 イスラエルは非難していない。多分容認していると思う。
金本位制度は1929年でなくなったが、今の世の中はカネ本位制度。キリスト教が、卑しむべきとした、{仲間へ金を貸す}とか、卑しいと言ってやらなかった仕事を引き受けて金を稼いできた奴隷身分から這い上がってきた人たちに崇高な理念を持てというのはしょせん無理な話なのでしょうか?今の世の中、金をいっぱい稼いで持っていれさえすればなんでも出来るし、何でも言える。 結論は一神教では世界を救えない。地球を壊す。山川草木悉有仏性が救う。