さて今回は、平成26年に今の岡田建設の会社が入っている建物を新築しました。(コンフォート・グレイス 本社・複合ビル)本社ビルでの防災についてお話しいたします。
ここで、考えたのは、前のマンションで不備だった電気のことです。 発電機では機械のタンクを満タンにしてもフルに動かすと1.5時間程度しか燃料が持ちません。携行管のガソリンで、7時間程度でしょうか。その解決が太陽光発電です。 屋根に発電パネルと取り付けました。 曇り空でも明るいと冷蔵庫2~3台を動かせるくらいの電気を作ってくれます。 問題は夜間です。 バッテリーを設備することを考えましたが、あの当時では、満足できる製品はありませんでした。 今後、電気自動車の日産リーフの導入を考えています。 やはり、停電時に使おうと備えるのですが、その時だけというのは、零細企業では無理です。日々の作業で使いながらであれば無理ではないので、その方向からの思い付きです。
ついでに燃料について言いますと、薪は、お金を払って捨てるくらい、いくらでも現場から出ます。毎年の暮れに恒例行事としてやっている餅つきの時の燃料にしていました。 この時、かまどはコンクリートブロックを積んで、毎年作り直します。 既存のかまども売っていますが、自作しています。これも非常時には、何ケ所か作る事態が発生するかもしれないという考えです。炭は毎年、少しずつ買い足します。それを秋にさんまを焼くときに使います。これは全くの思い付きでした。炭で焼くとなんでもおいしくなります。今はさんまが手に入らなくなってしまいましたので、ここ2年ほど、さんまを炭で焼くのは出来なくなってしまいました。以前はご近所にも、マンションの住人にもおすそ分けをするくらいさんまが手に入ったものでした。
新築した会社の建物には、集会室と称している部屋があります。地域の人たちが憩える場所として、そして、内輪の避難所としての活用を考えました。コロナ禍の今、茶道教室をここでやっています。涵養庵は小間ということで5人でも密の状態になってしまいます。ここだと広間ということでもう少し人数が入れます。 このような具合で、何らかの災害が発生しても数日間は耐えられるのではないかという防災を考えた取り組みをやってきました。
これらのことは、資材置き場を持っている建築会社であれば、用意してあるあるいは用意できることです。 現在は、大手住宅メーカーに住宅の仕事を持っていかれて、そういった町の工務店がどんどんやめていきます。何かがあった時の仮の施設をこしらえることもできなくなっています。 何とか続けられるうちは続けようと、息子にも言っています。
防災を考えているということを、両マンションの入居募集の時には、謳いません。 ご縁があって入居してくだって、同じ屋根の下で暮らすことになった方が、何らかの災害が東新町で起こった時には、一緒に助け合って乗り切ろうという思いからです。あくまでも入居契約をいただいてから、お話をして、それぞれが備えておいてほしいものなどについて説明します。
ここまでして、今考えたのが、防災とは何の災害に対して?という疑問です。 これまでのことは、すべて東京に直下型の大地震が発生した時、数日間はこらえることができるようにというのがありました。 作今の災害は、台風にしても風は半端なく強くなり、下水が吸収できないくらいの雨が降り、予想以上の災害要因が多くなりました。それに加えて、原発の災害時の放射能問題まで出ているわけです。それらに加えて新しいウイルスまで出てきました。 日本列島沈没まで考えたら、東京や日本とかいう段階ではなく、地球規模で考えることをしなくてはならないわけで、キャパをはるかに超える問題です。
それらを考えるべき政治屋さんは、次の選挙のことしか考えずに香典を配るリストしか頭の中にない人や、国設の賭博場を作ろうとして中国のばくち打ちの手先になった政治屋とか、もらいすぎたお金の分配に困って女房の選挙で世話になるほかの政治屋に配り歩いた政治屋さんとか、遺文たちは4~5人の茶道のお稽古もコロナ感染を考えてやめるのに何万人も圧寝て体育会をやるのだ!という政治屋しかいないみたいだし。期待できないか。
だけど、この人たちはある意味では正直な人たちですね。たたき上げて、政治を目指そうとした人たちで、2世3世の世襲の人たちは親たちから、捕まらないお金のもらい方を受け継いできた人たちで、そんな奴らよりも悪質性は低いと思います。あの輩は「おぬし、根っからの悪よのう。」です。まあ、どっちも、ものすごく低い最底辺のレベルのことです。
これは個人的な考えです。邪推であってほしいです。
都知事の選挙では、投票にもいかない人たちが大勢いるし。自分の権利を行使しないでどうするんだろう? 結局選挙権を行使しない人が多いということは、自分を含めた全体がそのレベルだということか?
政治がしっかりしないから、信用できないから、町の工務店の親父が地域の防災なんぞを考えなければならない羽目になるんだよな。
自分もバカだよな~ 何もここまでやらずとも、自分の家族だけを守るのでいいのかもしれないな。
茶室なんかを作っちゃったのも「日本の文化を子供たちにつながなければ!」なぞと思い込んだが故のバカなオヤジの行動と思われているのだろうな。
バカにつける薬はないというけれども、少なくとも世の中の害にはなっていないと思うのでお許しください。
ここで、今、防災用品として備えている品物、これから用意しようとしている品物をリストアップしてみます
- 燃料: 炭・薪・卓上コンロ用ガスボンベ・マッチ
- 電気: 昼間のみ 屋根設置の太陽光発電
- 飲料水
- 雑用水
- 畳・ベニヤ・野縁材
- 非常用照明器具(手動充電式・充電式・電池)
- 新聞紙・段ボール・ビニールシートなど
- 割りばし。ビニール袋、
- ガムテープ、ロープ、ひも類
- バール・ハンマーなどの工具類
- 使い捨てカイロ・冷えピタ・マスク・手袋
- ブルーシート、毛布、ゴミ袋
市販の防災バッグ
これから備えなければならないと思っているもの
- 食べ物・非常食セット・缶詰
- 使い捨て食器類、ラップ類
- 水の簡易浄化装置(雑用水の飲用化)
- 簡易便器のセット
- アルミ蒸着シート(防寒対策)
- 安全靴(防水)、室内履き(避難用)
- 日産リーフ(蓄電用)
- 蚊取り線香、虫よけスプレー、害虫除けスプレー
- 静音の発電機 (夜間用)、燃料タンク
ここからが重要です。
2011年3月11日の三陸の大惨事の時に岩手県大船渡市で大きな介護施設を運営している叔母と、震災後初めて話ができた時の教訓話です。
いつ、何が起こるかわからない!
車などの燃料は使ったらばすぐに満タンにしておくこと。
一番必要なものは、何はともあれ現金だということ。
これは、大船渡など地域的な利点として、井戸もあるし、湧き水もあるので飲料水は心配が少ないのと、農家も多いのでとりあえずの食料も切羽詰まった問題ではないということが言えるのではないかと思います。
今、切羽詰まった問題は、お金が自分には極端に不足しています。今後の大きな課題です。先に書いた、これから備えておく項目の10は現金と書かなければなりません。しかしこの二つも、災害地が限定されればということで日本全体が一度にやられたら使う場所はないですね。