病気の薬イメージ

帯状疱疹に罹ってしまいました

とうとう帯状疱疹に罹ってしまいました。免疫機能が落ちると罹ると言われました。思い返しますと、この夏の終わりころに熱中症になってから、「どうも回復に時間がかかるな、」と思っていました。体が弱っていたのでしょう。

帯状疱疹とわかってから3週間ほどたったのですが、この文章を書くのもなかなか進みません。時々頭痛がして、片目に眼帯をして、体もだるいのです。 

経過と背景を言います。7月末頃の新聞の健康欄に、歳を取ったらばあまり頭を洗わないほうが良いというのが載っていました。あの暑さの中では頭を洗わないのは考えられません。いやです。10月に入り、涼しくなりました。涼しくなったと感じたので、「今日は頭を洗わなくてもいいかな?」と思った日に洗髪をしませんでした。そうしたら、翌朝、頭がかゆいのです。「やっぱりな!」という思いでした。洗髪をしないから痒いのだと思い込みました。 えてしてこういう絶妙なタイミングで災いは起こるのです。(自分自身が新聞とかTVの報道はスポーツの勝敗結果しか信用しない、としているのに何でやってしまったのかと思っています)

「頭がかゆいな、やはり洗わないとこうなるよな」という事で、入浴の時の洗髪の時にブラシで強くこすりました。そうしますと痒かったところがヒリヒリとかなり痛くなりました。 頭が痒くなった時点で、もう罹って発症していたのでしょうが、幸か不幸か年齢の割に頭の毛が多いので、その疱疹が見えなかったのです。ですからブラシでこすってしまいました。この時は痛いのは我慢です。「自分が強く搔き過ぎて痛くなったのだから、それは我慢すべきで、自然に治る」でした、

それから3日くらいしてもまだヒリヒリは止まりません。そして額の髪の生え際に赤いぶつぶつが見え始めました。白髪交じりの髪の毛を上げなければ見えない場所でした。「何だろう?」でした。そうして10月7日(土),8日(日),9日(月)の連休に入りました。その時は富津にいましたので、そのまま様子を見るしかありません。  その間にだんだん頭のヒリヒリが強くなってきました。ぶつぶつも大きくなって、10日の朝には眉毛のそばに大きなおできが出てきました。「こうなったら、医者しかないな」という事で近所の歩いても10分もかからない皮膚科医院に自分で歩いて行きました。

診断は、帯状疱疹でした。 「三叉神経系の第一枝という範囲に発疹している」といわれました。「頭や目の奥が痛いのは神経痛です。薬を飲み、発疹には塗り薬を塗って様子を見ましょう」「これは特効薬で一週間くらいで治ることもあるし、個人差があります。一か月だったり三か月だったり、それ以上症状が続くこともあります。とりあえず一週間分の薬を出します。一週間後にまた来てください。それから目のそばだから眼科にも行ってください。」といわれました。自分はその時「一週間で直る」と思いましたし、「一週間で直す!気力だ!」とも思っていました。

一週間後、医院まで来るまで車で送られました。頭痛もして体がだるい上に、長く歩けなくなってしまいました。「一週間で治す」のなんてのはどっかにふっとびました。医師は「うん、来るのが遅かったからなあ=。ちょっと長引くかな?」「もうちょっと強い薬を二週間分出すから続けてみてください。」 眼科クリニックに行くのにも送迎されないと行けません。やるべきことがたくさんなのになんでこうなっちゃうの?という思いです。

自分はこの病気をバカにしていました。こんなに体全体がおかしくなるとは思いませんでした。自分の周りにも帯状疱疹に罹った人は複数いました。その人たちは1週間程度で直ったという人たちでした。自分の愚かな思い込みは、帯状疱疹は体のどこかにおできが出来て、そのおできが痛く、長く続くそれが煩わしい病気と思っていました。煩わしくて鬱陶しくて、嫌になって、という病気だと思っていました。まあ、無知でした。 神経痛になるとか、体がだるくなるという事は考えもしませんでした。 この病気をバカにしていました。この自分がバカでした。 反省はしても後悔をしない行動をすることを心がけて生きてきました。年を取ってそういうわけにはいかなくなりました。後悔しています。もっと知るべきでした。 皆様、絶対に用心してください。ワクチンを打ちましょう! ホントきついです。やっとこの文章を書きました。片目で疲れてきました。  バカだよね~ 書かなきゃいいのに。

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