春大根の収穫イメージ

富津に移住生活-4

今まで富津移住計画としてコラムをまとめていましたが、2023年1月よりいよいよ本格的に富津の移住生活が始まりました。
今回はその第四弾を当時のままの内容でお届けいたします。

6月です。梅雨で毎日が雨模様です。

不思議な事なのですが、富津市の中でもこの富津岬・大貫周辺は雨降りが少ないのです。JRの駅で隣の青堀とか君津あたりで降っていてもこの辺りは降っていないことが多いのです。 アメダスとかいう格子状に仕切って雨の降っている個所、照っている個所を示す表示がありますが、富津岬の南側は晴れている時が多いのです。そんなところでも毎日の鬱陶しい雨。畑の水やりが無くなるのが唯一いい事かな?

今回は10(土)、11日(日)と,浄化槽に雨水が流れ込まないようにする溝作成工事を見守るために12日に富津にいました。10日は霧雨程度でしたが11日は本降りの雨でした。12日は朝方に強く降りましたが、作業をする時分にはほんとに弱い雨になってくれて曲りなりにですが作業が出来ました。それだけではなく、やってもらいたいことはあったのですが雨模様という事で、それだけで作業を終えました。

庭の様子です。梅の実はもうほとんど終りです。みのった実はほとんど落ちています。板橋に持ち帰ってジャムにするつもりです。実の表面はちょっと黒くなっていますが気にしません。今まではこの時期にここに来ることはありませんでしたから、梅の実を収穫することは出来ませんでした。夏休みになって、梅の木の下の地面に梅の種が転がっているのを見るだけでした。今年は約2.5㎏ほどの梅が取れました。しかし、大きな傷があったり、地面で虫に食われたりしたのがありましたから、実際は2㎏弱程度でした。

梅ジャムイメージ

ジャムづくりは趣味の一つかもしれません。10年以上前だったかもしれません。友人の奥さんからルバーブを頂きました。最初、一見した時はフキだと思いました。赤い色のもあったりしてフキではない事が分かって、お聞きしたところジャムにするとおいしいという話を受けました。 早速ジャムにして食べたところ意外とおいしいのです。ウチではヨーグルトも自作していました。いわゆるカスピ海ヨーグルトです。はちみつを加えて食べていました。はちみつの代わりにルバーブのジャムを入れて食べることにしました。 その成功があってからジャムづくりを始めました。

我が家は非常にありがたいことに結構頂き物が多いのです。 あるとき、イチゴが6箱くらい集まったことがありました。ジャムにすることを知らなければパニクっていたのではないかと思います。それが人生2回目のジャムづくりでした。 その後。キウイ、リンゴ、ブドウなどもジャムにしました。今の季節はサクランボが旬です。しかし、サクランボはジャムにしたことはありません。また、今年、ある家のビワの枝を切る作業を依頼されて、たくさんのビワの実を収穫しました。ビワは高価でめったに食べませんからジャムを考えたことはありません。めったにないチャンスではありましたが、しかし、その時は非常に忙しい時で、ジャムを作ることができませんでした。残念ながらコンポストにいれて処分しました。 今年は梅ジャムを造ります。 現在収穫した梅は冷凍してあります。

それから、3月に土を耕して肥料を施し、4月に種まきや植え付けをした畑の作物は非常に順調に育っています。 大根は芽吹いてから何回も間引きをして、その都度みそ汁の具に使っていたようです。今20cm以上に育っています。カブも直径が5㎝以上になりました。そして順次、収穫しご近所にも差し上げています。これはまさに女房殿のビギナーズラックではないでしょうか。

かぼちゃ畑イメージ

 他にはカボチャが2mくらい伸びて地面を這いずり回っています。 葉も大きく、ちゃんと黄色の花をつけています。期待できそうです。 里芋も高さが30㎝を越えました。葉が立派に雨水をはじいています。落花生が育ちが悪かったのですが、友人から「肥料が足りないと思うよ」というアドバイスをもらって、追肥しました。その後順調に見えます。 ナスも肥料食いです。水もたっぷり必要です。 梅雨の雨が助かっています。 

このような書き方をするとまるで自分が畑をやっているように思われることでしょう。しかし、女房殿が日々の世話をしています。ですからビギナーズを言ったのです。 病気療養として始まった富津生活で、療養の一助になるのではないかと思って、看護師さんからも助言を頂きながらの農作業です。

家庭菜園イメージ

良い事ばかりではありませんでした。台風2号の風雨はすごかったです。アクアラインも通行止めされました。この時、あまりに風が強くて、2階が揺れました。雨の音もすごかったです。 瓦は飛ばされませんでしたし、雨漏りもありませんでした。 木々も枝払いをしてもらっていたので倒れることもありませんでした。 たまたま自分は富津にいたので、女房殿も少しは安心できたようでした。この時の雨水が土間の上を流れる様子を見ていて、浄化槽のところに多量の雨水が集まっているのを目の当たりにして、今回12日の排水処理の溝作りを急いだのです。

ご近所のドッグ・プール・ビレッジは営業が始まっています。先日の台風が去った翌日にはもう滞在者がいました。 照明は相変わらずです。 夜間の話し声が富津荘まで届くときがあります。すぐご近所の方々は気になると思いますが、忍耐強い方々です。通行車両のトラブルは発生していないように思います。今のところは、こちらとの交渉のほとぼりが冷めていないから、施設側も注意していると思います。この夏休みにどうなるか?

近隣住民の方々のお庭もお花の真っ盛り。見事なアジサイ。高さが1.5mくらいで素晴らしいです。ほかにも自分が名前を知らない花々を育てています。忙しいことだと思います。やはり、冬よりも今の季節は格段に好きですね。 

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