ピザイメージ

富津移住生活⑬

こちらの記事は2025年1月に投稿されたものです。新しい年を迎え、富津での生活の様子をご紹介。手作りの料理を通じたご近所付き合いや、地域への貢献など、心温まるエピソードが満載です。ぜひ、ゆっくりとお読みください。

皆様あけましておめでとうございます。旧年中、お付き合いを頂きありがとうございました。今年も御贔屓のほどよろしくお願いいたします。

板橋で新年を迎え、氏神様(東新町氷川神社)に初詣に行き、それから富津に来ました。富津莊には12月30日から娘の家族が来て泊まっていました。明日2日には息子の家族がくることになっています。 富津の住人は、お正月のお節づくりをしていたようで、テンションが高めでした。

2日は、近隣でも評判の良いピザ作りをしました。おいしいとおだてられると木に登ってしまう豚で、10枚ほど焼きました。ここのところ焼くたびに枚数が増えます。そのうちの5枚は近所の人たちに配ります。地域にある福祉関係の施設にも3枚届けました。

ピザの御礼状を頂きました

事前にピザ生地は買って冷凍していました。近所のスーパーでは、焼くだけで良いようにトッピングしてあるのは売っているのですが、生地だけというのは手に入りにくいので東京で買っておきました。

トッピングを自分でやると、好きなものを好きなだけ乗せられるので、厚さが厚くなりますが、大谷石で出来ているピザ釜は、2cm以上の厚さでも5分程度で焼けてしまいます。まあ、釜を暖めるまでには1時間程度かかりますけど。しかし、最近の乾燥が続いていた天気のおかげで薪の燃え上がりが早く、すごく熱くなったため最初の4枚ほどはピザの周りが焦げてしまいました。それでもおいしいと言ってくれるのはありがたいです。

10枚のピザを焼くというと大変だと思ってくれる方がいるかと思いますが、6~7枚焼くのとほとんど変わりません。 確かにピザにトッピングする時間は少しは違いますが、10分の違いは出ません。それより10枚焼くのだ!という思いもあって燃料の薪を入れすぎまして、熱くなりすぎ、最初のピザは端っこが焦げてしまったというわけです。そのような焼き具合を見て、チーズを端の方に多めに乗せて焦げたチーズを味わえました。焼けたチーズは、これはこれでおいしいです。結果、チーズが足りなくなってしまいました。その頃には温度が下がり焦げることも無くなりましたけど。

ピザ釜イメージ

板橋の茶庭にあるキンカンの実が豊作でした。収穫したら、直径35cmの鍋3つにいっぱいになるほどです。もう一杯分は人に差し上げました。これを加工して煮詰めるとなるとたっぷり半日はかかります。暮れに板橋で作る時間が無かったので、それを持ってきて、富津荘で甘露煮にしました。やはり瓶が足りなくなって、100円ショップで買い足しました。 ご近所にも配りましたが非常に評判がよろしかったです。まあ、もらってまずかったとは言わないでしょうけれどもね。 勿論自分でも食べましたがおいしく仕上がったと思いました。

それから、一つ自分の夢がかないました。以前からいろいろと支援させていただいていた地域の福祉施設で生活している方が着物を着て成人式の写真を撮りました。地域の出身ではないという事なのか、式に出ることは無かったのですが、着物を着てくれました。 お施主様や親戚から頂いていて、施設に差し上げていた着物が生かされました。うれしいです。 今度は着物を着て、氏神様に初詣です。 こうやって着物の文化をつなぎたいという思いが成人式に着ていただき、ありがたいと思っています。

その施設にはピザも3枚持って行きましたし、キンカンの甘露煮も持って行きました。どちらも人数の割には少ないのですがおすそ分け出来ました。 施設では、「マメなおじいさん」という事のようです。

それから、自分のもう一つの夢である、施設の子供たちにお茶会の雰囲気を味わわせたいというのも進み始めました。 準備期間が必要ですから、実施は5月の連休中という事にしました。 

実は、今、手に余るお仕事を抱えています。 と言いますのも、40年くらいのお付き合いのあった設計事務所が辞めてしまったため、20数年ぶり位に自分自身で図面書きをしています。 今まではその設計事務所にラフスケッチを渡して図面を仕上げてもらっていましたのでほとんど図面を書かなくても良かったのです。

みんなから「若くなった」と言われていますが、ほどほどに一所懸命やらせて頂こうと思います。 やればできる! がモットーです。 

出来るだけのことしかできませんが、今年も御愛顧を賜りますようにお願いいたします。

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