補修工事イメージ

続けざま 他社の後始末の補修工事-A-後編

リフォーム工事の意味

「続けざまの改修工事」を先日書きました。 その続編になります。
クリニックの改修工事は極端な話、単なる業者選定の間違いだと思います。
業者の選定で、仕事を誠実にやる業者かどうかの判定ができなかったことによると思いました。(こういう意味での業者判定というのは難しいこととは思います。)
初回打合せでそこを施工した現場の工事中の写真などを収めた写真帳を見た時に、 「きれいなアルバムに仕上げているな。」とは思いました が、 その内容については「肝心な場所を写さずに枚数を稼いでいるな。」と思った ものでした。
表面上だけの仕事をしてきた業者を選んでしまったという事になるのでしょうか。

基本的に営業施設(物販店や飲食店、事務所)に耐久性は求められていません。特に店舗などは、同じ内装のままでは飽きられてしまうというのもありますし、投下資本の速やかな回収というのが至上命題になりますから、次の改装は早くなるという考え方になります。
ようするに、もうかれば早くにグレードを上げて改装するし、もうからなければすぐに見切りをつけて撤退となるようです。
自分などは、落ち着いた雰囲気で長く使い込んで、古さではなく時代を感じることができて、そこの持っている独特の雰囲気を持っているというのが好きですけれども、そうすると、初期投資の金額が張ってしまいます。店の営業的には不可という事になりがちです。

住宅の場合、今は新築時に構造の欠陥や雨漏りの補修などに10年の保証(保険を掛ける又は法務局に供託する)が、住宅瑕疵担保法という法律で義務付けられています。 施工業者がいなくなっても、保険で対応してくれます。
 引き渡してから1年もしないで欠陥が出てくるようなことはないように、10年はなんとかもってくれ! という思いで、ローコスト住宅の建築屋の皆さん方は頑張っています。

次回は前編にも書きましたが、もう一つの住宅改修工事に関して、ちょっと自分の考えをまとめたコラムを掲載予定しております。

他社の後始末の補修工事 A前編はこちら  他社の後始末の補修工事 Bはこちら

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