2018年12月茶道教室

2018年12月のお稽古

2019/06/09

平成30年、もう師走です。涵養庵、今年最後のお稽古です。
今週末には、ベートーベンの交響曲第九番の合唱演奏を控え、ドイツ語の歌詞がめぐっていて、頭の中はパニック1歩手前の状態です。しかし、茶室に入ると気持ちが落ち着きます。
まず、水屋でのお稽古です。

  1. 茶巾のたたみ方
  2. 茶碗と建水の仕込み方
  3. 茶筅通し
  4. お茶碗などの桐箱の真田紐の結び方

これらは、今まで何回か習ったのですが、おさらいで稽古しました。頭で覚えている細かい所作が少し違っていて、「体で覚えるまでには時間がかかるものですよ。」というのを実感しています。 まあ、おぼえてしまえば、なんともないことなのでしょうが、無意識で動けるようになるにはまだまだ・・・。
そういえば、樹木希林さんが茶道の先生に扮している「日日是好日」の映画の中で「体で覚える、流れにのって、所作を自然に行えるようになれば、見た目もきれい。」

職人もそうです。仕事は体で覚えるものなのです。鋸を引くのに、頭では、材料をまっすぐ切るということがわかっていても、なかなかできない。繰り返しやって体で覚えて、疲れずに、まっすぐに切れるようになる。そうすると、鋸を引く姿も美しい。今は、電動の丸鋸で切ります。大工も鋸を引く事が極端に少なくなっていますけれども、まっすぐに切るには体で覚えるしかありません。 最近ではその機会は少なくなっているので、体で覚えるということが難しい。現場で熟練した技術を必要としない、切らなくとも組み立てるだけの部品にして現場に入れて、ビスで止めるだけという話もよく聞きます。

茶室の内部造作の工事では、あまり電動工具は使いません。柱とか、框とか材料(木材)がまっすぐとは限らないので、使えないのです。だから日数がかかりますよね。手間がかかるから工事金額も高くなります。岡田建設の提案例ですが、機械が使える材料(木材)を使うことで、銘木を使わなくても、本来の茶室の雰囲気を壊さない材料を使って茶室を造れれば、金額を抑えることは可能なのです。

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水屋でのお稽古の後、お点前のお稽古です。11月に炉になって、寒い季節になったからと聞きかじりの知識で筒茶碗を出したところ、筒茶碗は「お点前が少し違うんです」と言われました。 そのお点前を習いましたが、ただでさえ炉になって違っているのにそうなんだ!という思いをしたものですから、今回は出しませんでした。ここが自分の卑怯なところ。逃げています。言い訳をさせてもらうと、とりあえず、炉のお点前をしっかり、ものにしたいという思いです。
「習うより慣れろ!」と言っている割には自分自身が、そうしていないということで、反省です。

しかし、小間のお茶室というのは、気持ちが落ち着きます。 ただ、座っているだけでもスッと落ち着きます。 気持ちが、落ち着くと落ち込む。 落ちるのは同じだけれど、全然違う。
狭い空間の雰囲気が良いのかな?  お茶に出会えてよかったと思う時間です。

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