青じそがいっぱい

2020年 8月の涵養庵

例年のごとくに8月は夏休みです。お茶のお稽古はありません。 今年はコロナ禍の為にいろいろな会が影響を受けています。 お茶も俳句も歌も踊りも。祭りも中止です。神輿担ぎは密そのものですから、無理ありせん。京都の五山の送り火も規模縮小です。しかし、あれは無いと思います。元は宗教行事です。観光行事にしないで、個人的にご先祖を送る気持ちを主にした行事で行えばよかったのにと思いました。観光で来る人達は排除でも構わなかったとさえ思います。
涵養庵の庭の苔が茶色くなってしまいました。多分強い直射日光が長く当たったためではないでしょうか。木の枝が張りだした葉の下とか、建物の下になる露地部分の苔の色は落ちませんでしたから、多分そうだと思います。慌てて、遮光シートを張りましたが遅かったようです。


灯篭の笠タオル涵養庵の竹垣
 

灯篭の笠の苔は緑色になりました。手前褒めですが、これは自分の日々の努力の結晶です。夜はバスタオルに水を含ませてかぶせておき、昼間はビニールをかぶせて湿り気を保つようにしました。6月ころから緑がだんだんと濃くなりました。一部枯れているところがあります。そこは、風でビニールが捲れ、日光を浴びてしまったところです。夕方気が付きましたが遅かった。
竹の生垣は、虫にやられた後、少し整理しましたが、今はきれいに葉がそろいました。もう少ししたら、枝が道路に出ないようにもう少し整理しておこうと思っています。


レンゲショウマの花椿につぼみ
水屋流しの窓から見える庭に、レンゲショウマの花が咲きました。2~3年前に買ってきた苗を植えましたが、今年になって初めて花芽が付き今咲いています。
他には、ヤブランの薄紫の花が咲き始めました。椿につぼみが付いています。涵養庵の庭は着々と季節は移ろいます。 このあと、うまくいけば桔梗が咲きます。 そして、ヒガンバナも咲くはずです。 それから、今年、異常に大きな葉を持つ植物が生えてきました。6月ころに気が付いていたのですが、何か花が咲くのではないかと期待して刈り取りませんでした。背丈だけが大きくなっています。もう、枯れるまでそのままにしておいて花が咲けば見っけものみたいな気持ちで待ってみます。


椿の花芽巨大な植物
雲悠々 水潺々涵養庵ではお軸を例年は何も掛けないのですが、今年は掛けました。この夏にかけないと4年間かけないことになってしまいます。虫干しもかねてということで掛けることにしました。
「雲悠々 水潺々」です。あと七月に掛けられなかった「瀧」も数日掛けました。後はもっぱらお掃除です。 お茶碗の整理をしようかな?などとも考えましたが、暑さで(言い訳)気分が乗らず止めました。 7月のお稽古で使用したお茶碗などのお道具を箱などに入れて納戸に納めました。今度の日曜日あたりに、9月のお道具類を決めて出せるものを出しておこうかと考えています。
早いですねえ~。もう月を愛でる季節になってしまいます。バニーガール(兎さん)の登場です。 不謹慎!!!

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