2022年12月 師走 お茶のお茶飲み会イメージ

2022年 師走(12月) お茶のお茶飲み会

もう師走です。かなりコロナの患者数が増えています。今回は珠乃先生のご子息がコロナに罹ってしまったという事で先生は来ることができません。お稽古はできません。 正直、どうしようか迷いました。 そのようなことで、一年の締めくくりとして涵養庵で和やかにお茶を飲みましょう、の気持ちです。午前11時からお子さん方もご一緒にすることにしました。換気のために窓を開けますが、入ってくる外気は冷たいです。コロナだけではなくインフルエンザにも気をつけねばなりません。

涵養庵の露地入り口のツワブキが黄色い花を咲かせています。侘助の花が一輪咲きました。床の間に飾ろうと思いましたが、けなげで切るのをためらいました。床の間には今年の干支の虎の香合を置きました。次回は12年後の登場になります。 庭には常緑樹が多いのですが、葉の無くなった落葉樹の枝を見て冬を感じています。

掛物一期一会   長谷川大真
今回はお茶を飲める日が迎えられてよかったなという思いを込めて、「無」ではなく、「日日是好日」をかけるつもりでした。珠乃先生が来られなくなり、家内も参加できないという事もあり、昨年の暮れには会えた人が参加できなくなる、今日をこの出会いを大事にしなければという思いから、これを掛けました。
お茶碗萩焼
信楽焼   一陶
京焼    ひょうたんの絵
京焼    サンタクロースの柄
お福茶碗
水指 瀬戸焼 一重口
薄茶器棗  秀衡塗り
茶銘珠の白・大福茶   柳櫻園
阿弥陀釜
建水曲げ物 木地
食籠溜塗り 駒繋ぎ
主菓子大黒屋(京都) 鎌餅
干菓子千寿堂
お道具

今日のお茶飲み会のお抹茶は、青山さん、主菓子は田島さんから。干菓子は娘からの差し入れでした。 ありがとうございました。

「涵養庵でクラスターが発生!」などとならないように、今回も窓を少し開放し、マスクも装着してのお稽古です。茶室という狭い空間ですから心がけねばならない当然の対策ではあります。

一年間お世話になりました。この時節に涵養庵でのお茶ができて、一年を締められたことは本当にありがたいことです。ありがとうございました。皆様に感謝申し上げます。そして、皆様方にとってくる年が今年よりも良い年になることをお祈りいたします。

 来月は令和5年の初釜という事になります。1月28日を予定します。

-etc, 茶道教室