北からは紅葉真っ盛りの知らせが届き、庭のもみじも色づき始めました。 ようやく緊急事態宣言も解除されたので、お稽古が再開できます。お稽古日の28日までに再々度徹底的に集会室の掃除と消毒、茶碗は熱湯で消毒して、乾かしました。お稽古の前日にはオゾン発生器を稼働させて準備万端整えました。
まずは大人の部。あった時の最初のご挨拶は「お久しぶりですねえ~。お元気そうですね。ワクチンはいつ打ちました?」でした。 皆さんうれしそうでした。
子供さんたちもみんな元気にそろいました。 珠乃先生は、テンション最高レベルでした。
お道具類
軸 | 「心静茶味香」 三重野与雲 筆 |
水指 | 細水指 |
茶碗 | 赤楽焼 和楽 七五三絵 (珠乃先生の所蔵品) 萩焼 坂倉新兵衛 京焼 泉桶院(菊紋)「8月に亡くなられた高木様から頂いた茶碗」 志野焼 赤釉 民俗村窯 東州 作 青磁 子供たちは 美濃焼 3椀 |
薄茶器 | 棗 |
茶銘 | 珠の白 柳桜園 |
風炉 | 南部鋳物 |
釜 | - |
敷板 | 織部 |
建水 | 金物 |
花入れ | 竹篭 |
花 | 斑入り薄、萩、秋桜 |
喰籠 | 駒繋ぎ溜り塗 |
主菓子 | 富有柿 翠江堂 (柿の実の中に、種に見立てた甘納豆が入っていました。) |
干菓子 | 笑顔 京都 珠之先生からのお土産 |
子供たちのお稽古が終わるころにお母さま方がお迎えに来て、お稽古を熱心に見学されていました。仕舞際に珠乃先生の、「割り稽古も大事なのですが、私は最初にお茶を喫するときのお互いに感謝する心というのを実感してもらいたい。客としてお茶を喫する所作と同時にお点前を早くにさせるというのもそのためにやってもらっています。」というご指導方針の披歴もありました。 お稽古が終わってからの皆さんの満足げなお顔がこちらをうれしくさせました。
来月は、霜月です。茶人のお正月の釜開きの月です。 先生とお話しして、久しぶりに涵養庵にてのお稽古をすることにしました。子供たちにも釜開きがどういうものかを知ってもらいたいので涵養庵でのお稽古にしました。(集会室には炉を切っていませんので釜開きは涵養庵でしかできません) ただし、これはコロナの感染状況によって変更はあります。 ご参加をお待ちします。