笹イメージ

竹の葉を食べる害虫 タケノホソクロバ

昨年のお話です。その虫に気が付いたのは、ご近所の方が、通りすがりに「この竹には虫がついているよ。この虫は悪さをするから、すぐに退治しなきゃだめだよ!」と言ってくれて、息子が見たら、ごそごそといた、ということなのです。
殺虫剤は普段から用意しています。スミチオンと展着剤のダインを適量、手押しの噴霧器の容器に入れ、希釈して散布しました。 ぼろぼろと落ちてきて、数百匹はいたようだと言っていました。 2日後にも、もう一度散布しました。この時には30~40匹くらい落ちてきました。 そしてその3日後もう一度散布しましたが、この時は落ちてくる虫はいませんでした。

5~6週間前に、道路に垂れ下がるようになった竹の枝と葉を切らないで、まとめて横桟で押さえました。それでも枝が伸びてきて、「また、やらなければだめだな。」思っていた矢先でした。あのまま作業をさせていたら、職人が大変なことになっていたと思います。ご注意いただき本当に感謝です。

もう一つ。落ちた虫をほうきなどで掃いたときに、そのほうきの虫が触った部分に触ると、毛などがついてただれるということなので触らないでください。虫を水で流すか、使ったほうきを流水でよく洗って毛などを流しきるようにしてください。 うちの場合、道路側だけに虫がいて、虫はL型溝に落ちたので水で流すことができました。庭側に落ちた場合は、水で流せなかったと思います。ほうきだったでしょう。
しかし、思い起こせば、今年はやけに竹の葉が枯れておちるなあ、と思っていました。知識がないというのは、こういう事なのですね。その虫の名前は、タケノホソクロバというそうです。 毛などに触るとただれるという事なのでお気を付けください
初夏から秋に3回発生時期があるようなので、8月末と10月初めにも殺虫剤を散布します。

2020年七夕飾り 陶香堂さんにて

昨年まで、岡田建設の笹を毎年七夕の時期に涵養庵でお世話になっている珠乃先生とのご縁で、東京赤坂見附の陶香堂さんにお飾り用の笹をお分けしていました。
お店の前に飾っていただきました。今年は残念ながら叶いませんでしたが、また飾っていただけるよう手入れを怠ることの無いよう精を出したいと思います。

2020年七夕飾り 陶香堂さんにて

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