矢羽根網代天井

倉庫の一部を茶室にする工事-Vol.6

施工-水屋縁甲板張り作業

梅雨明けしました。今度は熱中症で職人が体調を崩さないように気を付けなければなりません。寒けりゃ寒いで、暖かくなることを願い、ちょうどよくなったと思ったら雨が続き、それが過ぎれば「暑い!熱い!」と言って、涼しくならないかな~などと思う。

日本に住まなければわからない、世界でもあまり類を見ない四季を堪能する貴重な、貴重な体験をしていることに感謝しながら、一日一日を過ごそうと、建前上は思っています。

現実はすごく暑いです。 オリンピアンの皆様方には本当に申し訳なく思います。 こんな熱いオモテナシしか出来なくて。思い起こしますと安倍さんは、オリンピックを東京にお招きするプレゼンで、日本の一番良い季節とか言ったと聞いています。ご本人さんは河口湖の別荘に行けば、それはそうでしょうよ。

そのような中で、職人さんたちは頑張ってくれています。茶室現場は随分と形になってきました。倉庫と思える部分は、今後も倉庫として使う部分だけです。

今、お施主様と打ち合わせしてご返事待ちは、壁・天井のビニールクロス柄と襖紙の色選定です。点前座の前にある嵌め殺し窓に掛ける障子の桟の入れ方について、現場で桟を配置して検討しました。 お施主様にそのご承認いただいて障子の作成に入ります。ほかの障子は単純な縦と横の格子です。縦桟、横桟の間隔については任せてもらいました。

茶室の、網代天井・葭天井も張り上げました。ますます茶室の雰囲気が出てきました。水屋の床の縁甲板も張り上がりです。水屋流しの寸法も取れるようになりましたので、板金屋に採寸と作成を指示しました。 先が見えてきました。

外壁は、梅雨の影響が残って、まだ進んでいません。 外構・造園に関しては、別途工事になりますが、お茶室を使うときには造園を終えたいと思います。そのようなことをお伝えしていますが、まだイメージができていないようなので、おいおい打合せをして進めるつもりでいます。

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